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政府が薬害肝炎訴訟対応として、議員立法で対応しようという考えを示しま
した。 これは福田政権に対して、国民の支持がなくなってきているための対応とい う考えからでしょう。このところ毎日新聞などで行われた世論調査の結果か ら自民党は危機感を強めていると思います。 しかし、この問題はそういう考えから解決策が出てくるというのではなく、 もっと根本的にどうすればいいかを考えないといけない問題だと思います。 この種の薬害訴訟としては、エイズの訴訟が有名です。その他にも国が認定 した薬やその他のことで、問題になっていたり問題になっているケースはい ろいろあります。 こういうケースで問題になるのは、どこまでの人を被害者と認定するのかと いうことです。この認定の基準がなかなかうまく決められないので、本当は 被害者ではない人まで被害者として扱われてしまうことを、政府は気にして います。確かに、そういう人まで認めてしまうと、対策に必要なお金が膨大 になってしまいます。 しかし、こういう事故を起こしたのは事実であって、被害者がきちんと認定 できないというのは、被害にあっている人たちの責任ではありません。もっ と真摯な態度で被害にあっている人に早く対策を取ってあげることが、一番 大切なのではないでしょうか。そのために、被害者だと偽ってお金を受け取 る人が出てくるにしても。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.24 20:25:17
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