テーマ:海外生活(7782)
カテゴリ:ペルー生活
「リマでビザの更新ができないなんて」
というコメントをいくつか頂いたので、ちょっとご説明を。 現在、日本人がペルーに観光目的で入国する場合、 最大183日の観光ビザが貰えます。 以前は最大90日で、その後、30日を上限に3回延長することができました。 それで合計180日。 それを過ぎるといったん国外に出なければなりません。 その法律が去年の6月末あたりに改正になり、 延長手続きというシステムが無くなった代わりに、 最初から最大183日与える、というふうに変わったのです。 このメリットは、30日ごとに延長手続きをする必要がない為とても楽。 そして延長手続きに関する費用や時間も無駄にならない、これもよし。 デメリットは、延長手続きができないため、 もしイミグレで30日とか60日とかのビザしか貰えなかったら、 またすぐ国外に出なきゃいけなくなる、という事です。 あくまでも「最大183日」だから、 何日間有効のビザを与えるかは、イミグレの職員次第。 彼らの心づもりひとつで変わっちゃうのです。怖い、怖い。 しかしこの183日も与えてくれる国って、ほんとないと思う。 日本に来るアメリカ人だって、確か観光ビザは最大90日のはず。 しかも延長はできないから、必ず90日で出国しなきゃいけないのです。 それに何かで読んだんだけど、 日本に来たアメリカ人の場合、観光ビザは年間で約180日以内を目安にするらしい。 となると、「どんなにお金があって不法滞在じゃなく純粋な観光目的だ」と言っても 日本に続けて1年は滞在できない、と言う事なのです。 しかも日本は島国、隣の国に出国するにも、飛行機か船だもんね。 ペルーのすごいところは、最初から最大183日くれるという事と、 年間何日以内、というような上限を設けていない事。 だから計算上、半年ごとに国外に出さえすれば、 延々とペルーに観光ビザで暮して行ける、という事なのです。 ビザが切れたら国外に出るってのは、どの国も同じだからね。これは当然。 しかしまあ、不安定なビザである事には変わりありません。 安定してペルーに住み続けるためには、企業に就職しきちんと労働契約を結んでもらうか、 起業するか、えーっとペルー人と結婚するか(笑)、 他にはスペシャリストのビザとか、年金受給者のビザとか、色々ですが そういったものを手に入れて、居住者ビザを取ることが必要です。 難しいんだよね、これが。 知り合いには観光ビザの延長で5年も6年もペルーに住んでいた人もおり、 そういう手もあり、です。 でもやっぱりこの先どうしていくか、きちんと考えなきゃね。 次の更新まで半年あります。 さて、いろいろ考えねば、という感じです。 …でもまたのんびり暮らしちゃうんだろうなあ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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