テーマ:海外生活(7782)
カテゴリ:ペルー生活
イカにある「イカ考古学博物館」へ。
パラカス文化、ナスカ文化、ワリ文化の壷や楽器、織物、そしてミイラがいっぱい。 頭をねじり鉢巻きできゅっと絞ったようなおじさん型の壷。 「カールおじさん」のような、素朴な表情が好き♪ かえるが付いた壷もいくつかありました。 頭を絞って変形させる「長頭」の文化があった時代。 これだけ頭骸骨を変形させるには、どれくらいの年数が必要だろうか。 インカ、そしてプレインカ(インカの前)の時代には 奇形児や障害のある人を「普通の人間とは違う、神に選ばれた人」として 忌み嫌うどころか敬う風習があったと聞いたことがある。 そして自分たちも体の形を変えることで、神に近付きたいという気持ちがあったとも。 幼くまだ頭蓋骨の軟らかい時から板を使って頭を挟み、 変形させていくというのは、正直無理があると思う。 脳が圧迫される訳だから、寿命にも影響するだろうし。 でも今の「人と違う=悪い」という精神文化より 当時の人々は遥かに進んでいたのでは、と思ったりするのですよ。 ♪髪は女の命ですぅ~♪ しかし長いなっ! うがー みんなで寄ってたかって抑え込み… 脳の手術をしている様子。 ちゃんと骨が成長した後がある=手術後も生存していたという証し。 レントゲンなしに脳の悪い部分はどこかという事を、どうやって知ったのか、 脳や血管を傷つけずに、どうやって頭蓋骨に穴をあけたのか、 知りたい事がいっぱい。 実は数年前にもここに来たことがある。 展示されてるものは、当時とあまり変わった様子はなかった。 それでもやっぱり「すごいな」と感心させられる。 イカに行ったら、ぜひ見に行ってくださいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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