テーマ:海外生活(7782)
カテゴリ:ペルー生活
今日はセントロに用事があって、行ってきた。
朝は小雨が降って寒~い! リマは本格的な冬に突入しつつあります。 バスに乗っていたら、途中からおばーさんが乗ってきた。 その時は気にしなかったんだけど、どうやらちょっとイッチャッた人だったらしい。 バスの中で突然奇声を発し、世の中に対する文句?みたいなのを言い始める。 他の乗客も最初は驚いて見てたが、「こりゃ駄目だ」みたいに思ったのか 誰も何も言わないし、相手にもしない。 おばーさんはそれが不満だったらしく、運転手に向かって攻撃開始(笑) 彼に向ってウギャウギャ言い始めた。 そこでその運転手、なんて言ったと思います? 「こんにちは、お嬢さん。ご機嫌はいかがですか?」 車内はクスクス笑いでいっぱいになって、 おばーちゃんは気に入らなかったのか、降りて行った。 怒ったり怒鳴ったりするんじゃなく、こんなセリフがさらりと言えるなんて ペルアーノ、やるねぇ~♪ でもその一件で、私は自分が降りるところを通り越してしまった。 近くにいた人が「どこに行くの?」というから説明したんだけど、 3ブロックくらい行きすぎちゃって、慌てて降りる意思を伝える。 でもみんな「ここは危ないのよ!もう少し先で降りなさい!」って、更に1ブロック(苦笑) いやいや、ご親切はわかるんですが、もう随分行き過ぎちゃったのよね。 あのおばーちゃんが降りたところがよかったんだけど、 なんかさすがにあの人と一緒には降りれなかっただけなのよ。 おばーちゃんのせいで変な連帯感が生まれたバスなのでした(笑) セントロでうろうろして用事を済ませ、いつもいくアバンカイ通りへ行くと更にすごい人! どうやら今日はデモの日だったらしい。 見るからに「あー、貧しいな」と分かるセニョーラたち※が大勢たむろしていて、 その周りを警官が交通整理している。 ※太っている、肌が黒い、背が小さい、そして臭い(苦笑) アバンカイが通れないから、バスやコンビも大渋滞! 普段はバスが通らない裏道までバスが迂回してきていて、 辺り一帯はエライことになっていた。 後で調べたら「Madores del Vaso de Leche(コップ一杯の牛乳を求める母親たち、ってところか?)」のデモだった。 貧しく栄養不良の子供たちに、もっと栄養価の高い朝食を与えようってことなんだろうけど、 それを保健省に向かってデモしてたわけ。 ペルー人ってデモが好き。 なんか要求があると、すぐデモをする。道を封鎖する。 セントロでデモするくらいなら、まあいつもの交通渋滞が2倍3倍になるだけだけど、 クスコとか観光地でもよくやるのは、困ったもんだ。 世界中からマチュピチュを、ティティカカ湖を見るために楽しみにやってきた観光客も 思いっきり巻き込まれる。 バスや列車がストップして観光地へ行けなくなる。最悪だ。 今までは国内旅行中にデモで行けなかった、通れなかったという経験はないけど こればっかりは誰も予測できないしね~ 貧しい人々が政府に訴える手段が他にないってのはわかるけど、 外国人を巻き込むのは、やっぱり止めてほしいもんです。 道路の反対側から撮影したので、どれくらい凄かったかちょっと分からないねぇ。 街中ゴミだらけ。 おかーさん達、子供のミルクを求めるのはいいけど、 ゴミを捨てないって教育もして欲しいんですけどね。 モラルのない親からは、モラルのある子供など育ちませんわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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