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カテゴリ:きぃちゃんの日々
「かさこじぞう」という話がありますね。その中で「あわ(粟)」が出てくるのですが、粟がどういうものかを子供達に教えたい、ということで妻はきぃちゃんの粟穂を学校に持って行きました。子供達に少しでも体感してもらえたら嬉しいですね。
というわけで、「くじらぐもからチックタックまで」は昭和40年から平成16年までの40年間、すべての教科書に掲載された小学校1、2年生の童話作品の採用頻度を調べ、その結果に基づいて作品を選んでいます。 1位 おおきなかぶ 2位 かさこじぞう 3位 ハナイッパイになあれ 4位 おてがみ その他、掲載されたものは くじらぐも チックタック 小さい 白い にわとり スイミー 馬頭琴(スーホーの白い馬) おじさんのかさ 花とうぐいす いちごつみ おかあさんおめでとう きつねのおきゃくさま きつねの子のひろった定期券 また、リクエストのあった5、6年生の作品では きつねの窓 やまなし 最後の授業 譲り葉 雨ニモマケズ の5作品が掲載されていました。 個人的には「くじらぐも」、「スイミー」、「馬頭琴」あたりがきましたね。 「くじらぐも」の話のおおらかさには今でもほのぼのします。 「スイミー」は友情パワー的要素のある作品ですので、子供必見でしょう。 「馬頭琴」は「スーホーの白い馬」のタイトルで読んだ記憶があります。 愛馬を王様に奪われて、主人公スーホーもボコボコに。逃げ帰った愛馬は矢傷がもとで亡くなってしまう。 嘆き悲しんでいると、夢のなかで馬が語りかけてきます。 「あなたと一緒にいたいから、私の体で楽器を作ってください」 そうしてスーホーは楽器を作り、奏で、草原の羊飼いのなぐさみとなった。 よく考えたら、あんまり救いのある話じゃないですよね。為政者の横暴に耐える庶民、みたいな図式で。今の僕なら、一揆でも起こすか!って感じですが、子供達には素直に命の大切さと深い友情を感じて頂きたい作品ですね。 名作というのはやはり時代を越えて読み継がれるものなんですね。 お子様のいらっしゃる方なら共通の話題としても楽しめると思います。 くじらぐもからチックタックまで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.21 23:23:46
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