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2007.10.02
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カテゴリ:うつくしいもの
 真に求める者には与えられるというのは本当のことで、ちょっと必要があってイギリスの方とメールのやりとりをしている内にロンドン博物館(Museum of London)のホームページで陶片のことを調べているということを教わった。やはりイギリスのやきものに関心があるものとして有名な大英博物館(British Museum)のサイトは以前に少し覗いて見たことがあったのだが、迂闊なことにロンドン博物館のことは知らなかった。このサイトの中をクリックしながら進んでゆくと何と驚いたことにSlipwaresというページが準備されており、さらにこの中のStaffordshire typeという中にはいかにもぼく好みのものがいくつも紹介されているのです。そしてそれらの中には濱田庄司や柳宗悦たちが特に選びだしたあのタイプのものばかりではなく日本ではほとんど知られていないようなタイプのものもいくつもあるのです。こういう古いイギリスのやきものがそれが本国でもそれほどの高評価ではないだけに遠い日本で大変評価されて多くが日本に伝えられ大切にされているということはイギリス人にとって非常に不思議なことのような気がするのではないかと想像するのです。ともするとスリップウェアの大部分が日本にあるのではないかというような気になることさえあるのですがやはり日本に入っているのは一部のもので、無いとは言ってもさすがに現地には沢山あるなという気がしました。
 まだ十分目を通していないがスタッフォードシャーだけでも百点近くが写真付きで掲載されており、そしてそれ以外の項目も自分には大いに参考になるもので、ちょうど昨夜書いた多様なスリップウェアの諸相について知ることが出来るのです。なかなか資料がないと思いながら書いた内容について一日の間にこういうサイトをほんの偶然で知ることが出来たというのは何という不思議な縁でしょうか。さらにはもちろんスリップウェアばかりである訳は無く、中世陶器とかその後の時代の土物とか見たいと思いながらなかなか資料に恵まれなかったものがたくさん紹介されているのです。
 もちろん博物館のサイトなのですでに知っている人は知っていることとは思いますが、この喜びを未見の人に早く伝えたいと思ってこれを書いています。ぼく自身はこの思い掛けないスリップウェア群の発見にかなり興奮しているのです。さきほど興奮してざっと全体に目を通しましたが時間をかけてじっくり見ます。



ロンドン博物館
ロンドン博物館/やきものコレクション
ロンドン博物館/やきものコレクション/スリップウェア
ロンドン博物館/やきものコレクション/スリップウェア/スタッフォードシャー州のタイプ


 





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Last updated  2007.10.03 12:00:09
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