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May 20, 2007
テーマ：ミュージカル大好き♪(366)
カテゴリ：ミュージカル
５月２日、久しぶりのＣＡＴＳ
 五反田のＣＡＴＳ シアターは２回目。 札幌で見ていた頃とは 一新されたキャスト。 おなじみの名前がなくなってサミシイ。 前回、見られなかったから 今回はと、期待していた服部良子さんの名前もなかった。 「やさしい オバさん猫、その名はジェニエニドッツ」 ＣＡＴＳに出てくるさまざまな猫の中で 一番最初に登場する猫。 毎日、ゴロゴロしているうちに 動けなくなっちゃった･･･ という設定だけど、 後半楽しいタップを見せてくれる。 スローな音楽が、アップテンポに変わり、 意外な生き物たちと踊るシーンは 大・大・大好き  今回は服部良子さんではなかったけれど この役は最近トミに親近感が湧いていた。 エンディング、会場のあちこちに向かって、 猫たちがお客様に別れを告げるために、 舞台から降りていく。 そうして、ブロック毎に端列をダーッと 握手して走り去る。 ジェニエニドッツは 私の隣のブロックが担当だったらしく そこの一列の握手が終わると舞台へ戻ろうとしていた。 少し離れていたけれど、チラと目が会ったとき、 ジェニエニドッツに思わず手をさしのべた。 オレンジの衣装のオバさん猫は、 もう半分通りすぎようとしていたのに戻ってきてくれて 満面の笑みと共に両手で握手してくれた。 私とは、オバさん猫同士、 気持ちが通じたのかもしれない。 この日のジェニエニドッツの 高島田 薫さん、ありがとう((♡▽♡)) そして彼女たちは大急ぎで舞台へと駆け上がって クライマックス。 何回も何回もアンコールの拍手が繰り返され、 幕を閉じる。 ＣＡＴＳ大好きの私は、今日も大興奮して会場を後にした。  CATS大好きで何度通ったことだろう。 行くたびにどの役も出演者が変わるけど ジェニエニドッツだけは必ず 服部良子さんだった。 オバさん猫役専門に ８３年の初演から０４年まで４２５１回務めた。 ほんとうは正統派の美女の服部良子さん。 しばらくご無沙汰していたのに、 突然ＣＡＴＳが見たくなって、 私が必死でチケットを探していた４月の終わり、 食道ガンのために５５歳の若さでこの世を去った。 昨年３月以降、舞台から離れ、 療養されていた服部良子さん ＣＡＴＳの日記を書くためにネットで 確認しているときにニュースを知った。 もう服部良子さんのジェニエニドッツが見られない。 その闘病生活のことを思って、 涙があとから、あとから溢れ出た。 服部良子さんがお元気なうちに もっとＣＡＴＳを観に行ってれば良かった。 あなたのことは忘れない。ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
September 23, 2017 03:56:37 PM
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