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October 19, 2007
テーマ：お勧めの本(7220)
カテゴリ：未分類
子どもたちが赤ちゃん時代に 妹が私の誕生日のプレゼント代わりに 劇団四季の舞台に誘ってくれたころは １階の前の方、Ｓ席の良い席でした。 子育てに明け暮れる私にとって つかの間の夢の時間でした。 でもうちの子たちが大きくなって お留守番じゃなくて一緒に観たいと言いだしてから Ｂ席を３枚(彼女の分と４枚)にしてくれました。 高い席より気軽に観られるしね。 そうしてみんなで共有することで 観終わった後まで楽しさが持続したわけです。 １０月１０日のＣＡＴＳのチケット。 １階の前だけど端だから３枚買っても Ｓ席買うより安い値段。 「誕生日何がほしいの？」 「それは一緒に過ごす時間!!」 あの頃の私が嬉しかったみたいに ねりらくさんに夢の時間を過ごしてもらえたら そんな想いで頭の中がいっぱいになりました。 いつも交通費かけて、時間を費やして おはなし会に来てくれるねりらくさんとカプちゃん。 私ひとりじゃ おはなし会の幸福感は味わえなかった。 カプちゃんとは回転席で観たけれど 違った角度から楽しんでほしかったの。 照明、演奏、歌、ダンス。 カプちゃんのコーラスや舞台に 生かせるものがあったらいいでしょ。 そして、ねりさんにね、観てほしかったの。 いつも二人の可愛いこども達の為に だんな様の為に ご近所の方の為に。 いつも自分のことは後回しのねりさんにね。 「なんか企んでるでしょ」と 勘のいいカプちゃんに気づかれてしまった。 １０日、チケットは私が持つから 一緒にＣＡＴＳを観に行こうねと白状したら 「ねりさんが気を遣うからダメだよ」 「大丈夫。気を遣わない程度だから。 一人でＳ席で観るのと同じ値段で三人 観られるから。 いいじゃん誕生日の人の言う通りd(-_^)」 献身的なねりらくさんだからこそ キラキラしている時間をプレゼントしたかった。 そんな想いが席巻して無理やり誘ったＣＡＴＳです。 「ねりらくさん特製のお味噌と梅干しちょうだい」 ねりさんちにあるものをリクエストすれば 気を遣わせずに済むと思ったのに 他にも高いプレゼントまで用意させてしまった。 私には高価なプレゼントは合わないのに。 喜ぶ顔が見られればそれで良かったのに。 自分の子どもじみたサプライズを悔やみました。 そんな散財させてしまったなんて 鼻がツンとしちゃったわけです。 後悔しても遅いけど申し訳なくて、いたたまれず 次にねりらくさんに会ったときに話したら ねりらくさんは私に素敵な事を教えてもらったからって。 ねりらくさんはお金のことじゃなくて 私が喜ぶことを一番に考えてくれたのが解って また鼻がツンとしちゃったわけです。 忙しいカプちゃんも寝る暇惜しんで私の為に(;Ｏ;) そして今回もカプちゃんの心配した通りでした。 けれどカプちゃんの賢明さで楽しい一日になりました。 こんなにお世話になってしまうと 私は二人の誕生日が来るのが怖いです。 ウソウソ! Ｏ・ヘンリーの「賢者の贈り物」思い出しました。 お金のない若い夫婦。 クリスマスなのにプレゼントも買えないなんて。 妻は自慢の長い髪を切って夫へプレゼントを買いました。 彼の自慢の時計に似合う金の鎖を。 ところが彼女の姿を見て夫は驚きます。 彼のプレゼントは彼女の髪に映える素敵な髪飾り。 それを買うために彼は大事な時計を売ったのです。 忘れられない愛情あふれるお話のように 素敵なおつき合いが続きますように。  半身浴のお供に最適！業界初！お風呂で読める本シリーズ！！最後の一枚の葉/賢者の贈り物「半身浴にも最適！お風呂で読める本！」 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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