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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!

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June 16, 2019
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15日からイヤホンガイドが新Ver.になったので
初日に次いで、お借りしてみました。



わかりやすいからイヤホンガイドはいらないんじゃない

と思われている新作歌舞伎ですが

開演前に加えて、一幕と二幕の幕間にも増量!

三谷さんと八嶋さんの対談の前半は

はじめて歌舞伎を観る人に向けて、

歌舞伎座とイヤホンガイドの宣伝(⌒∇⌒)
幸四郎さんと猿之助さんと愛之助さんが
お稽古を勧める様子を
眉間にしわを寄せて、というのじゃなく、

まるで小学生が放課後、

「今日何して遊ぶ?」と
話し合っているように

はしゃいでいるのがスゴイ!と
三谷さんは筋書にも

寄稿していらっしゃいましたが、
ずっと歌舞伎界で

生きてきた人たちなので
阿吽の呼吸の中でクオリティの


高いものが生まれることに
感動している三谷さん

それを読んでいる私も「もらい感動」
歌舞伎への

リスペクトがある三谷さんや八嶋さんが

大好きな歌舞伎役者さん達と一緒に作った


作品が観られて
ああ、良かった!と改めて思いました。


二人の対談は、出演者の楽しいエピソードがたくさん
歌舞伎役者さんはアドリブが好きで、上手
脱線しても、ちゃんと戻れると

三谷さんが感心してました




そして、大黒屋幸太夫たちが

実際にたどった道のりの
カラーマップつき

(歌舞伎ソムリエ、おくださんの渾身の作)
あらすじだけなら筋書でわかりますが、
それぞれの登場シーンで、

タイミングよく役者さんの名前を教えてくれますから
ほんとうにありがたいナビです
なんでも、「なるほど」って受け止めてくれるから
愛之助さんにダメだしするのが好き、とか
染五郎君がお気に入りと楽しい話を

たくさん披露してくれましたが
さすがの観察眼で、

今回はじめて知った役者さんにも
その人の魅力を引き出したアテ書きに

愛を感じた2回目の観劇
初日は興奮して観ていたので

細部まで目が届かなかったけれど
安心して観られた2回目

気づいたところ、思いつくまま
鶴松君の藤蔵の出番が増えた?
ちょっと演出が変わった気がします。

(記憶違いだったら、ゴメンナサイ)
初日の時は、染五郎君演じる磯吉との比較で
しっかり者の藤蔵の中に垣間見えた闇の部分
鶴ちゃんの今までの役の中で一番心惹かれました

麗し染五郎少年との競演は、
ちょうど7代目染五郎と18代目の勘三郎さんを
観ているようで、個人的に感動
神様!というようなシチュエーションで

光太夫が
「天に向かって」と言っていたのは
襲名の時の幸四郎さんの挨拶から?




茶系の衣装が多い中、
千次郎さんの衣装はシマシマ、
阪神ファンかな
映画の中でも、襲われた時に

乗組員が
機転を利かせて踊って見せることで
緊張を解くシーンがありましたが

とっても大事なシーンなんです
この伊勢音頭、短いけれど、
千次郎さんの踊りのうまさが光ります

松也くんの出番がふえました
二幕の初めも三幕も。
「もう、帰ったと思っただろう?」

なんて言ってましたが

カーテンコールでも

元気よく手を振っていて

元気が余っているから、
もっと出して!アピールかしらん(^O^)

暴走しがちな三谷さん
(計算の上だと思うけれど)

しっかり制御しながら
八嶋さんとの会話が続きます
「見得を切る」は間違いで

「見得をする」が正しいと
(タブン幸四郎さん御指南)

歌舞伎の知識を三谷さんに
教えてあげたり、

このイヤホンガイドを聴いていると
八嶋さんが愛される理由がよーくわかります

もっと聞いていたい!


あ、今日は「トリビ屋」の声はかからず、

忘れた頃に

「ヤシマ!」
「群集劇は書いたことない」とおっしゃいますが
男女蔵さん(小市)も種之助君(与惣松)も
みんなのキャラ付け
素晴らしかったと思います

初日は
前足と後ろ足の動きがバラバラだったお馬さん、
息が合って、美しくスッと決まった登場シーン

犬ぞりでハスキー役の役者さんの活躍の場や
貴婦人役において女方さんの魅力を披露する場を
たくさん与えてくれてありがとう
出ずっぱりでセンターで

がんばっている愛一朗さんのこと
体力が心配でした

ふだんの女方とまるで違う種類の演技

そうしたら、

犬ぞりのところの演出がだいぶ変わってた
さらにタイヘン!

お隣の彌風さん
嵐に飛ばされるけれど

イルクーツクに着いたら
仲間が舞台の奥まで迎えに行っていた
あのワンコは誰だろう

このシーンは、
ほんとにみんなを探すのがタイヘン

ハスキー役の方は他のお役も兼ねますが、

愛一朗さんはこの一役


三谷さんに才能を買われての抜擢ってことが
わかりますし、

それだけ体力を消耗するお役なんでしょう

百花繚乱の貴婦人も、
全員の名前の入ったお写真がほしいです!

ハスキーも馬も宮殿の皆様も

かぶりつきで、一人ひとりを

ちゃんと確認したい!


お化粧は

ふだんの歌舞伎と全く違うけれど、

ここでの研究や努力が

役者さんにとってプラスになって 

古典の時にも生かされると思うと
三谷かぶき、たくさんのギフトをありがとう!

とりとめもなく
もっと時間があったら、

ちゃんとまとめるんだけど
不本意ながら、の備忘録終了





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最終更新日  August 1, 2021 01:35:14 AM
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