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テーマ:懐かしのフォークソング(675)
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「夜明け」
この曲が1曲目というのは、千春ファンの人からすれば、通常意外だろう。 たぶんファン以外の人はこの曲を知らないだろう。 しかし私にとっては、絶対にこの曲なのである。 なぜなら、この「夜明け」こそ、私が人生で最初に聴いた松山千春の曲なのだから。 この曲は私がまだ小学生のころ、NHKの銀河テレビ小説の主題歌に使われていた。記憶は定かではないのだが、たぶん土曜日の午後あたりに、家でボーッとしているときに、テレビから流れてきたと思う。テレビには川岸で自転車をこぐ人が映っていた。 それが私の千春初体験である。 この曲はデビュー初期の松山千春の曲では、こぢんまりとまとまった感じのする曲だ。 初期の松山千春の曲は、すさまじいエネルギーを感じさせると同時に、たぶん曲作りのパターンとか、基本とかを無視した(あるいは知らなかった)荒削りさがあるものが多い。 しかし、この「夜明け」はテレビの主題歌として作られたという性格上なのか、ちょっとおとなしい、まとまりのある曲に仕上がっている。当時の千春の曲としてはちょっと異色な曲だ。 でも、サビの部分「「僕はこの歌を歌い続ける、せめて君の夢がかなうまで」という意味なのだが、この部分を歌い上げるところには、千春の曲らしさがある。 いい曲である。 シングル 1979年8月21日発売 アルバム「起承転結」収録 1979年11月21日発売 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年04月25日 02時56分58秒
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