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2004年06月03日
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サッカーの話題が続いて、ごめんなさいね。
ちょっとこの記事が気になったもので。

『【ロンドン2日共同】2日付の英タブロイド各紙は、日本とイングランドが対戦し、1-1で引き分けたサッカーの国際親善試合の記事で、日本の同点シュート を決めた小野伸二(フェイエノールト)の名前に掛けて「オー・ノー(OH・NO)」の表現を好んで使い、同選手らの活躍を紹介した。

 デーリー・スターは「OH・NO! オーウェンの人気を横取り」、デーリー・エクスプレスは「ONO、イングランド」の見出しをそれぞれ掲げた。デーリー・メールは、小野のシュートが相手ゴールキーパーの足の間をすり抜けたことに触れ「全くのOH・NOだ」と指摘した。

 スカイニューズ・テレビも「日本には小野、イングランドにはOH・NO」と伝えた。』

どうなんだろう。
まあ、この記事はちょっとあれだけれど、
この日本代表の英国遠征についての報道は、
非常に高評価のものが多いような気がする。

私は何度も言うけど、サッカーは素人です。
それでも2試合とも現地で生で観ていた感想を言えば、
正直ほんとに高評価に値するものか?
日本代表は成長したのか?
とても疑問に思う。

今日はそれについて書いてみたい。

まず、30日のアイスランド戦。
私はこの試合、観客席の前列にいて、
選手の表情もわかるような感じだった。

この試合でまず言えることは、
アイスランドが全くやる気なしだったこと。

欧州は長いシーズンが終わったばかり。
選手は疲れきっている上に、
アイスランドはEUROに出場しない。

選手の表情は明らかに「消化試合」であった。

日本はこの試合、完璧に中盤を支配して
好きなように攻撃を組み立てたのだが、
それはアイスランドが
日本にプレッシャーを掛ける意志すらない
という感じだったように私には見えた。

こんな状態の相手に対してゲームを自由に組み立てたって、
なんの評価に値するのか。

むしろ注目すべきは、
アイスランドが、
コンディションが非常に悪かったにも関わらず、
時折ひょいっとロングパスを前方に送り、
FWの頭に合わせて危険な場面を何度も作っていたこと。

そして結果として、3-2の接戦。
コンディションが悪くても試合の形を作った
欧州のチームらしいアイスランドのしたたかさ。
ゲームを完璧に支配しながら接戦に持ち込まれてしまった
日本の青臭さ。。。

これがこのゲームのポイントなのだと思う。
日本は欧州サッカーの奥深さを痛感されられたと
私は感じています。

次に1日のイングランド戦。

これは試合後のイングランド・エリクソン監督のコメントが全てを言い尽くしている。

「前半はすばらしかった。
後半は仕方がない。
今は、EUROに向けてハードトレーニングをしている段階で、
選手は疲労のピークだ。

EUROはベストコンディションで臨める。」

つまり、イングランドにとっては
日本戦は調整試合でしかなかったと。
話によると、イングランドはこの日の午前中まで
ハードトレーニングをやっていたそうだ。

それでも前半は、コンビネーションの確認のために真剣にやっていた。
特に、所属チームと役割の違うランパードがどう機能するか、
確認するという作業がイングランドにはあったので。

結果、前半日本は全くサッカーをやらせてもらえなかった。

中村とアレックスは全く仕事ができなかった。
日本でTVをご覧の方は、
前半この2人の姿を全く画面で観れなかったのではないか。

特に中村。EUROでのレギュラー獲りを狙って、
人一倍真剣だったランパードのマークにあって、
ボールに触ろうとするとつぶされてしまっていた。

後半、この2人が小野の得点シーンを演出したわけだが、
それはイングランドが中盤でプレッシャーを掛けるのをやめたこと、
そして中村の前に大きなスペースができて、
自由にボールキープをさせてもらえるようになったから。

それはテレビではわからないだろうが、
スタンドの私にははっきりわかった。
中村の前の大きなスペース。

しかし、それは親善試合ならともかく、
W杯予選では絶対に得ることのできないスペースだ。

イングランドがプレッシャーを掛けるのをやめたのは、
1つはハードトレーニングによる疲労。
もう1つは、
後半大幅な選手交代を最初から予定していたので、
出ている選手からすれば、
「早く代えてくれ」
という心理だったと思う。

EURO前に怪我が怖いし、
大試合前の怪我の怖さを知っている選手が
イングランドには多いので。

イングランドがいつもの親善試合より
後半の選手交代を遅らせたのは、
それだけ本気になって勝ちにきたのだと
書いてあるマスコミがあったが、
それは違うと思う。

例えば、イングランドがオーストラリアと親善試合をした時、
前半ベストメンバーで2点のリードを許したのだけど、
この時は後半に淡々と11人全員入れ替えた。

イングランドにとって、親善試合とはそのようなものだ。

今回は、たぶんエリクソン監督がジーコ監督に敬意を表して、
ベストメンバーで戦う時間を延ばしたのだと思う。

ジーコ監督はサッカーの世界ではすごい力があるらしいから。
ジーコ監督がベストメンバーのイングランドを望んでいることが
エリクソン監督にはわかっていたから。。。

イングランドの選手は
「仕方ないな。。。」
という感じだったと思う。

それは試合後の選手のコメントが揃って、
「疲れていた。EUROにはフィットして臨めると思う」
というものだったことからもわかる。

「まあ、とにかく怪我なく終わってよかったよ」
というニュアンスがプンプン感じられるコメントばかりだった。

マスコミの報道は知らないが、
現場で見ていた私からすれば、
後半の内容は全く評価に値しない。
プレッシャーの掛からない状況で、
コンビネーションの練習をしていたようなもんだからだ。

なぜに前半、日本は全くイングランドに手も足も出ず、
ほとんど子ども扱いされてしまったという事実を
マスコミは強調しないのか。批判しないのか。

マスコミの高評価に関わらず、
ジーコ監督の試合後のコメントは慎重なもののようだ。
欧州選手権で優勝を狙う強豪を相手に大善戦だから、
わざわざ悪く言う必要はないが、
それにしては、慎重である。

百戦錬磨のジーコ監督は
この試合の真の評価が何なのか、
わかっているのだと思う。

欧州中堅国のしたたかさ、
欧州強豪国の圧倒的な強さ、
それを痛感したことが
今回の日本代表英国遠征の本当の意義だと思う。

もし選手が善戦に酔って鈍感であるならば、
日本はこれまでだと思う。

最後に、またこれを書くのだけど、
イングランド戦の試合終了後、
イングランド代表はセンターサークルのところに集まって、
観客全員に向かって拍手をしていた。

一方日本代表は、1人だけ誰か拍手をしていたけど、
ほとんど全員、観客に挨拶することなく
下を向いて引き上げていた。

世界の強豪であるイングランド代表が
これだけサポーターを大事にしているのに、
日本代表の態度はなんだ、
と残念ながら思わざるを得ない。

それでは、また。





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最終更新日  2004年06月03日 22時10分20秒



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