かみぽこぽこ。

さて、今日は久しぶりに
「ひとつの世界祭」と「新年会」
の続編でいきたいと思います。

前回はだいぶ前だね。
新年会の事前準備のところまで書いていた。

今日は「新年会」当日のことを書いて、
次回「ひとつの世界祭」本番のことを書きたい。

「ひとつの世界祭」は1月17日―23日の1週間、
「新年会」は1月22日だったから、
日付が行ったり来たりするのだが、
この順番で書いたほうが、まとまりがいいからだ。

それではまず、
1月22日(土)の新年会から。

新年会は午後2時スタート。
たけしけた・M子コンビ率いる

「おにぎり・豚汁隊」

は12時に会場である
学校内の教会のキッチンに入り
準備を始めた。

以前書いた通り、
豚汁の材料、
豚肉、サトイモ、ごぼう、こんにゃく、
油揚げなどは事前に各自が分担して
切った状態でキッチンに持ち込んで、
大鍋に入れて煮る、
おにぎりはたけしけた宅の
巨大炊飯器でご飯を炊いておいて、
これまたキッチンで大量に作る、
という段取りだった。

私とI 君はこれとは別働隊で動いた。
午後1時にうちにI 君が来て、
私の家にあるでかいTVとビデオデッキと
「NHK紅白歌合戦」のビデオを
かみぽこカーに載せて出発。

あ、あと一応ギターも載せていったんだよね。(苦笑)

場がしらけたら
自分が身を切って何とかしようと思ってね。
結果的にその必要はなくてよかったのだが。

途中、スーパーマーケットに寄って、
ソフトドリンクとかビール、
皿やフォークなどを買う。

それで午後2時10分前くらいに学校に着いて、
教会にTVを運んだのだが、
その時に私は失敗に気づいた。

「ビデオのリモコン、家に忘れてきた。」(苦笑)

ということで、
慌ててかみぽこカー
ぶっ飛ばして家に
リモコンを取りに行った。

午後2時20分くらいに
教会に戻って来れたかな。

そしたら豚汁の周りに既に
長蛇の列ができていた。

（ああ、ちゃんと人が来てるな。
よかった。。。。）

参加者は全部で40人くらいかな。
歓迎会よりは少ないけど、
いい人数だ。

ほっとした。。。。

会は、人が集まってきたので
たけしけたが自分の判断で始めたということだった。

「乾杯とかしないで、
適当に始めましたけど、
よかったですか？」

とか彼が聞いてきたが、
もちろんそれでいい。

私がいても、
乾杯も挨拶もやるつもりはなかった。
堅苦しいことは一切抜きで、
課題と授業で苦しむみんなが集まって
少しでもリラックスタイムを、
それだけを考えていたので
余計なものはいらんからだ。

「NHK紅白歌合戦」のビデオを流し始める。

集まってそれを観る人たち、
別のところで歓談する人たち、
一生懸命豚汁とおにぎりを食べている人たち。

いろいろだ。。。

「これ、いい企画ですよね。」

マスターの学生の1人が
私に声を掛けてきた。

再び、ほっとした。。。

ちょっと不安があったから。
なんてったって、

「みんなで集まって紅白」

なんて、ベタな企画だからね。

海外留学なんてかっこつけても
慣れない外人相手に
英語ばっかり使う毎日だと、
時にはこういうベタさが
恋しくなるもんなんだ。

でも、やっぱり格好は悪いじゃない。

だから、みんな

（これっていいじゃない？）

と内心思ってても、
行くのは恥ずかしいなんてのも
あるかなとは思っていたから。

日本人会やってていつも思うのだけど、
こういうのって本当に難しいもんで。。。

まあ、でも
楽しんでいただけてるようで、
ほんとによかった。。。

でもね。。。

ご存知の通り、
私自身が無類の歌好きであるので、
適当にビデオの画面に反応していた。

「あっ！BoAだ！BoA！！
この子、背高くなったよなあ」

とか言ってたら、

「パパ！　それは『おじさ～ん』。。。」

とJYAの子に白い目で見られた。(苦笑)

ちなみに修士に在学中とはいえ、
まだ23歳のぴっちぴちな男の子である
I 君は「大塚愛」に過剰反応して

「あまいあ～まい、ものでっす♪　イエイ♪♪」

で思わず一緒にポーズを取ってしまったら、
「大御所」の女性から

「キモい！」

と一喝されてしまい、
シュンとなって長身を折り曲げ
すごすごと後ろに退散してしまった。(爆笑)

それで私も、
実は麗しのイ･ジョンヒョン様の
扇子パフォーマンスの時に
騒ごうと思ってたのだけど、
「大御所」に一喝されそうだったので、
そっと後ろに下がった。。。(苦笑)

途中、午後3時半に紅白中継は一時中断。

ここから学部生・JYAによる

「ソーラン節」

のパフォーマンス・タイム。
「ひとつの世界祭」でやるパフォーマンスなのだが、
新年会でも披露してくれた。

ある修士課程の女性から要望があって
急遽応えたものだけど、
これまで長い時間をかけて
大変な準備をしてきたものだから、
余計に1回演じさせるのは
かわいそうかなと思ったのだけど、
やっぱり若い子は元気がいいね。

「1回でも多く演りたいです！」

ってな感じで快諾してくれた。

このパフォーマンスのすばらしさは
次回ゆっくり書くとします。

それで再び紅白なのだけれど、
この会ってのはそもそも
ただみんなが日々の大変さを忘れて
リラックスできる場があればってことで
午後2時から6時まで紅白流しっぱにするので
みんなは自分のスケジュールで
出たり入ったりしてくれればいいって
ことにしていた。

ところが。。。。

ほとんど誰も帰らない。
みんな忙しいだろうにいいのかな、
とか思っていたのだが、
実はみんな共通の目的があることがわかった。

「マツケンサンバII」

これを待っていたのだ。(笑)

紅白流しっぱといっても、
中盤以降になると、
演歌とか続くから、
それは早送りしたいなーと
思う人が多くなる。

それで、みんなの合意があれば
早送りしていいことにしたのだが、

「演歌が出てきたからじゃあ早送り。。。」

って思ったときに、

「ああ、待って！」

っていう人が一人くらいは必ずいたりして、
結局どこも早送りできないままだった。(苦笑)

それで時間も押し迫った頃、
アニマル浜口さんの
「気合だ！10連発」に続いて
ようやく松平健さん登場！

いや、受けた。ものすごい受けてた。。。
ちょっと表現できないくらい、
みんな爆笑していた。

でも、一番受けてたのは、
審査員だった聖路伽病院の理事長が
マツケンのパフォーマンスを
あっけにとられて観ている姿が
映った時だった。(笑)

それでようやくみんなのお目当てのマツケンが終わって
そろそろパラパラと帰っていく人が増えるかなと思ったら、

「平井堅」

が残っていたりして、
女性陣は帰らない。(苦笑)

それでその前にサブちゃんとか出てきたので、
これは早送りかなと思ったら、

「ああ、待って！サブちゃん、観たい！！」

という若い女性の声が。。。。

ということでこれも早送りなし。
結局、ほとんど早送りなしで
紅白を流して女性陣お目当ての
平井堅が登場してくる頃には、
場所を空けなきゃならない
午後6時を過ぎてしまった。

まあ、でもちょっとくらいいいよな。。。

瞳をとーじてー♪
君を描くよー♪
そーれーだけでえー♪
いいーいいいー♪♪

という、平井堅熱唱の余韻で
うっとりした表情の女性陣が
ぞろぞろとお帰りになる中、
会はなんとか無事に終了したのでした。

みなさん、エッセイ頑張ってください。(笑)

それでは、また。