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2005年06月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
サッカーのコンフェデレーションズ・カップ、
日本代表は1勝1敗1分で
予選敗退となったわけだが、
既にそのことについては、
いろんな人がいろんなところで
書いているわけなので、
私など素人が特になにも
言えることはない。

私はいつものように、
外国に住む人間として、
そこで大学という特殊な環境だけど
一応競争社会に身を置く人間として、
思うところを書いてみたい。

まずは今回の結果なのだけれども、
上出来なのだろうと思う。
なにしろ対戦相手が、

ブラジル(W杯チャンピオン)
メキシコ(世界6位)
ギリシャ(欧州チャンピオン)

だったわけだから。

例えばこのグループに
イングランド代表が入っていて、
1勝1敗1分の結果に終わったとしても、
誰もなんの違和感もないだろう。

日本代表がこの大会で出した結果というのは、
シンプルに見ればそういうもんだと思うし、
言い換えれば、日本代表は既に

「世界で普通に戦っている」

ということなのだと思う。

いやいや、日本代表には、
まだまだ世界で戦うには
いろんな課題があると言うかもしれない。
しかし、例えばよく言われる

「中盤が間延びしてしまう」

とかいうような課題なんだけどね。

「中盤が間延びして、
試合を相手に支配され、
苦し紛れに前に蹴られたボールを
2トップが右往左往しながら追う」

これ、いわゆる「英国病」と言われる、
イングランド代表の永遠の課題というか、
調子が悪いとすぐ出てくる
慢性病みたいなもののことである。

強豪イングランド代表でも
日本と同じようなことを
いつも言われているわけだ。

どんな強いチームでも完璧ではなく、
問題は常にあるわけだ。
日本代表が未熟だから
課題がたくさんあるのだとは
単純には言えない。

次に、日本代表がW杯予選を通過して
世界で戦うにあたって、ここのところ

「個の力」

というのがキーワードに
なっているように思う。

いわゆる選手1人1人が
身体的な能力や技術を向上させることが
世界で勝負するために
必要だという意味だと理解するが、
じゃあ勝つためには
「個の力」が必要だとして
実際のところ日本代表の「個の力」
というのはどんなもんなのだろうか。

世界にはオールスター軍団ともいうべき、
そうそうたるタレントを揃えた代表チームがあるわけで
ブラジル、アルゼンチン、ポルトガル、スペイン、
イングランド、オランダ、イタリアなどがそうだろう。

しかし、こういうオールスター軍団は
世界に10チームもあるわけではなく、
強いと言われているチームもほとんどは

「数人のビッグ・プレーヤーと多数のチーム・プレーヤー」

で構成されているわけだ。例えば、

シェフチェンコのウクライナ、
ギグスのウェールズ、
ロイ・キーン、ロビー・キーンのアイルランド、
イブラヒモビッチ、リュングベリ、ラーソンのスウェーデン、
などなどみなそうだし、
ドイツも突き詰めると
バラックだけのチームかもしれない。

翻って日本代表を考えてみる。
中田英、小野は間違いなく
欧州ではビッグ・プレーヤーだろうし、
中村もそれに準ずるポジションだろう。
そういうプレーヤーが3人もいれば
強豪と言われるほとんどの国と比べても
なんら遜色はない。

脇を固めるチーム・プレーヤーだが、
高原、柳沢、稲本、中田浩などと
海外でもまれた選手たちがいて、
残りはJリーガーだが、
JリーグもセリエAやプレミア、スペインと
比べてしまうとそりゃ話にならないが、
それ以外の欧州国内リーグと比べたら
別にレベルが低いとは思えない。

欧州の強豪もチーム・プレーヤーは
多くはそれぞれの国内リーグ所属なのだから、
ここでも海外組がいてJリーガーがいる
日本と他でなんら差があるとは
私は思わない。

そして、欧州の

「数人のビッグ・プレーヤーと多数のチーム・プレーヤー」

は、普通にオールスター軍団に勝ってしまう。
こちらでW杯予選やEURO予選を見ていると、
ほとんどの試合が接戦になるし、
日韓W杯の時のように、
オランダが本大会に出場できなかったり、
EURO2004の時は
予選でイタリアがウェールズに足元をすくわれて、
ギリギリで予選突破となったり、
いろいろである。

もちろん、オールスター軍団と対するとき、
こういうチームはまともに正面からぶつかるわけではない。
まずがっちりと守りを固めて、
相手の長所を消して勝機を待つ。
そのしたたかな戦い方は、
「日本VSアイスランド」
観戦記を書いたときに少し触れた。

要するにいろいろ書いたけど、
日本代表は現時点でも
世界に10もないオールスター軍団とでも
呼べるような国の代表を除けば、
戦力的にどの国と比べても遜色なく
十分に戦って勝つ力を持っていると私は思う。

まあでも、こんなことは
私よりサッカーに詳しい人なら、
当たり前やん、と思うかもしれないし、
私の粗っぽい書き方に
詳しいことも知らないで、
いい加減なことを書くなと
叱られるかもしれないね。

でもね、1つだけどうしても
言っておきたいことがあるのだけど、
それはこのエントリーのタイトルでもある

「日本代表は世界に挑戦するな」

ということだ。
まあこれは少しばかり挑発的な言い方だが、
要は言いたいことは、
私の経験上感じることなのだけど、

「世界に挑戦」

という気持ちでは、
本当に世界に勝つまで
戦いきれないということだ。

「世界に挑戦」

と言う時、人は無意識的に

「世界が上、日本が下」

という考えを潜在意識に擦り込んでしまう。
そして、それはここ一番という場面で、

「日本が負けるのが当たり前なのだから。。。」

という甘い気持ちを生んでしまう。
そして、負ける。

そんなことを繰り返しているうちに、
次第に選手も応援している人も、
「挑戦」そのものに酔うようになってくる。

「挑戦」して跳ね返される選手が、
試合後のインタビューで真剣なまなざしで
「これからも挑戦します。
がんばるだけです」と語る。

その姿を見て、共感するサポーター。。。。

どちらも「挑戦して負けて悔しがること」が
いつの間に快感になってしまっているのだ。

いわゆる「チャレンジャー精神」という言葉があって、
その気持ちを持ち続けることが大事と俗に言われるが、
それは素人レベルの話。

「挑戦」という心の持ちようでは、
絶対にここ一番で勝ち切れない。

世界がどうのこうのとか意識するのではなく、
とにかく勝つためにどう準備すべきかに集中すること、
試合になったら勝つことだけに集中すること、
そうでなければ勝てない。

繰り返すが、
日本代表はW杯に向けて
多くの問題点を抱えているのは事実だろうが、
他国の代表だって同じように問題点を抱えている。
日本代表には他国と比べて遜色ない点、
勝っている点もある。

最初から自分たちが劣っているという
前提を持つ必要は全くない。

「日本代表は世界に挑戦するな」

日本代表は「W杯で勝ちに行く」、
ただそれだけを考えて
前に進めばいいのである。

それでは、また。





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最終更新日  2005年06月29日 05時34分23秒



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