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2006年05月31日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
それに対して、
麻生太郎、谷垣禎一という
「ポスト小泉」と言われる2人は、
麻生さんが河野派で11人
谷垣さんが谷垣派で15人と
実は自派内で推薦人20人を
集められないという状況にある。

ポスト小泉候補が
自派で推薦人を集められなくて
ポスト小泉の次の候補が
自派で悠々と推薦人を
集められるというのは
なんだか妙な気がするけど、(苦笑)
だからこそね、政治というのは
数だけじゃないよっていうことで
「頭の体操」もし甲斐があるって
もんなのであります。(苦笑)

まあ、麻生さん谷垣さんについてはね
最初に考えなきゃいけないことは
前回のエントリーで書いた
清和会「安福戦争」の裏返しである

「大宏池会」

のことだろうね。

もちろん私は
自民党総裁選の9月までに
旧宏池会(宮沢派)だった
河野派、谷垣派と丹羽・古賀派(48人)
合計74人が大宏池会として
合併するなんて
ありえないと思っている。(笑)

今は派閥の合併なんて動きは
百害あって一理もない。
派閥が動いてるとなると
なんでもかんでも
批判されるご時世だからね。

だから、旧宏池会に関しては
若手が細々と勉強会をしている
というのが見える程度である。

しかし、だからといって
裏でなにも動きがないとは
考えがたい。

清和会が「安福戦争」なら、
大宏池会は

「麻垣冷戦」

が、古賀誠さんを中心に
攻めの麻生、守りの谷垣
という構図でジミ~に
続いていると見るべきだろう。(苦笑)

「麻垣冷戦」のウォッチについては
非常にわかりづらいのだけど、
攻めの麻生の動きは比較的に見えやすい。

したがって、
麻生さんの昨年11月以降の
動きをおさらいすることから
始めてみたいと思う。

麻生さんの外相就任に関しては
11月のエントリーで詳しく書いたが、
要は、麻生外相の誕生というのは
小泉内閣での勤務評定で麻生さんが
NO.1の評価を与えられたという
ことを意味している。
(2005年11月1日
小泉内閣改造を読む(1):麻生外相の重要な意味。

しかし、その後麻生さんは
少々お得意のおっちょこちょいを
発揮したというか、(苦笑)
勘違いをしていたように思える。
その勘違いとは、

「小泉さんの勤務評定1位とは、
小泉さんからポスト小泉の
お墨付きを得たということ」

というものだ。(笑)

だから、このあいだ
森さんが暴露してたように、
麻生さんは森さんに
総裁選の支持をお願いにいって、

「いや、うちには嫁入り前の息子が2人いるから。。。」

と、あっさり断られてしまった。(苦笑)

麻生さんは最初、
こう思っていたのだろうね。

「福田さんはポストに
就かないことで脱落した。
安倍さんについては
森さんが総裁選から降ろしてくれる。
なんせ自分は小泉さんから
後継者のお墨付きを得ている。

そして、清和会89票を得られれば
総裁選は楽勝。」

これは麻生さんの勘違いだったんだよね。(苦笑)

小泉さんの勤務評定は1位だし、
総裁選に向けて1番動きやすい
外相にしてもらったけれど、
これはイコール総裁選で
麻生さんを支持しますよという
意味ではなかったんだということだ。

小泉さんというのは
シンプルな人だということ。
勤務評定は勤務評定。
でも、それ以上の深い意味はない、と。(笑)

これはね、ほんとに麻生さん
お得意の部分が出てしまったと思うよ。
いずれ森さんと話をする
必要性はあったと思うけれど、
もうちょっとよく小泉さんの真意を
よく考えてからにしたらよかったし、
森さんと話をするタイミング的にも
あまりにも早すぎた。

おまけに森さんから
あっさり暴露されてしまって。。。(苦笑)

まあおっちょこちょいもいいとこというか
うっかりオジサンすぎるというか。。。(苦笑)

ただ、麻生さんもさすがに
総裁候補だけのことはあって、
仕事きっちりやることを
やっている部分はある。

先日、1年ぶりの日中外相会談を行い、
今後定期的な外相会談を
行っていくことで合意した。

これはおそらくだけど麻生さん、

「台湾は国」

とか、おっちょこちょい発言が
時々出るのはまああれとしても、(苦笑)
それとは別に、
外相就任と同時に事務方を使って
かなり地道に中国に打診を
続けていたのだと思う。

その結果、麻生さんは
これから外相会談を続けていければ
親中派のイメージを
作ることは無理としても(苦笑)

「小泉さんと違って
中国とサシで話ができる男」

という評価を今後
得ていくことが可能にはなった。

そして、もう1つ。

「小泉構造改革は壊しただけ」

という、麻生さんの発言だね。
麻生さんは元々、

「変人宰相は歴史に名を残す」

などと、
小泉首相べったり発言を
続けてきたが、
ここにきて微妙に修正を
かけてきたということだ。

自らの総務相時代の
郵政民営化の実績を
決して否定するわけではなく
しかし、壊すだけではなく
その先が必要と発言したわけだ。
そして、繰り返すが
外相として嫌中でも反中でもない
中国との対話路線を
打ち出そうとしていること。

これは、麻生さんが
小泉改革に不満を持つ人、
具体的には、

古賀誠

に対して
メッセージを送ったと
言えるだろうね。

繰り返すけど、自民党総裁選は
ポスト小泉候補だけを見ていても
何もわからない。

古賀さんは総裁選に関しては
全くと言っていいほど
表に出てこないけど、
その影響力は無視できない。

なんといっても古賀さんは
自民党内3位の
丹羽・古賀派48人の領袖にして
それは計74人の旧宏池会系の中核。

その旧宏池会系には
麻生さん谷垣さんと
2人の総裁候補がいて、
(あ、河野さんもそうか、3人だ=苦笑)
その上、士志の会つながりで
高村派15人を率いる高村正彦さんと、
そして党内第2勢力・津島派長老の
青木幹雄との関係は
今更言うまでもない。
これは一言で言えば、


「小泉さんがいるあいだは
みんな静かにしときましょーねー♪」

っていう人たちのど真ん中に
古賀さんがいるっていう
図式になるわけだ。(笑)

そして、非常に妙というか
話を複雑にしているのは、(苦笑)
小泉内閣の現職閣僚にして
ポスト小泉の有力候補
麻生・谷垣ご両人が、
自派内で20人の推薦人を
確保できない状態で
この中にいるということだ。

まあ、こういうごちゃごちゃで
激しく頭の体操をさせてくれる
状況を演出したのは
小泉首相だということは
前に書いたけどね。。。(苦笑)

うひょひょ。。。

さて、この状況下において
先ほど書いたように、
麻生さんは当初、
小泉構造改革最大の功労者として
堂々の主流派として
総裁選を戦いたいと思っていたわけだ。

だから、古賀さんとは
もちろんけんかするようなことは
ないと思うけれども、
ちょっとだけ微妙に距離を置いていた。

それに対して谷垣さんは
自然体だったと思う。
政策通であるという自負もある。
淡々と財務相の仕事をこなし、
政府系金融機関の改革をまとめ、
財政再建に関して
言いにくい増税についても
はっきりと主張してきた。
(増税を主張した時点で
谷垣さんは総裁選で不利だと言われたが
逆に私は、後々このことは谷垣さんを
有利にすると書いた。

2005年12月25日
谷垣禎一の正論:財務省は抵抗勢力か?


麻生さんがあっち(小泉首相側)に
行ってしまっているということもあって
谷垣さんのキャラ通り、
非常に淡々としてきたのだと思う。

ところが、主流派として
総裁選を戦うことが無理とみた
麻生さんがいきなり内政・外交とも
主張を微妙に変えて
旧宏池会側に戻ってきたのである。

これはさすがに
多少なりとも谷垣さんに
動揺を与えたと思われる。

谷垣さん、
政策構想の発表を
遅らせたでしょ?

谷垣さんはね、
内政面に関しては
ポスト小泉をめぐる政局が
どうなろうと全く変えないと思う。
政策通としてそれだけの自負を
持っているだろうしね。

政策に変更があるとすれば、
外交・安全保障であろうと思われる。

谷垣さんってのは基本的に
外交・安全保障については
あまり態度を明らかにしたことがない。

まあ、靖国にはいかなさそうだけどさ。。。(苦笑)

ただ、中国べったりという
イメージはないと感じる。
国際金融に関してはね
人民元の問題とかあるけれども
財務相として淡々と
実務的に処理しているという
印象が強い。

つまりは、谷垣さんは
外交・安全保障については
あまり色がついていない。

だから、麻生さんが
旧宏池会サイドに戻ってきた
という状況の中で谷垣さんは
いざ総裁選となった時に
支持を得られそうな派閥に対して
柔軟に対応するための
フリーハンドを保っておきたいという
意図があるように思える。

右にも左にもどっちにもいけるようにね。(笑)

あるいは、谷垣さんは徹底的に
内政で勝負をしようと
考えているのかもしれないね。

まあ要するに、
麻生さんの右往左往、
谷垣さんのそれに対する
微妙な反応っていう、

「旧宏池会を舞台にした
麻垣内戦」

というのは、
これすべて彼らが
他派の支持を取り付けないと
総裁選を戦えないという
ある意味とほほ。。。な
現実から来ている。

ただ、このことは
必ずしも彼らを不利にして
総裁選が清和会側の
ワンサイドゲームに
なることを意味しない。(笑)

私、物の考え方が
ひねくれてますかね、
やっぱり。。。(苦笑)





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最終更新日  2006年06月01日 19時38分43秒



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