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2006年08月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、復活(なのかな?一応。。。=苦笑)
「かみぽこ政治学」です。

自民党総裁選も麻生さんの出馬表明で
いよいよ候補者が出揃ったって
ところのはずなんだけど
なぜかもう終わったような
感じがする。。。(苦笑)

あれ?
みたいな。。。

しかし、私のような
政局マニアにとっては
いかに世の中がどーっと
安倍ちゃんに一色に
なってしまおうとも、
考えることが
なくなってしまうことはない。(笑)

うひょひょ。。。

ということで、
今日はこんなことを
書いてみたいと思います。

「総裁選7連発エントリー」(苦笑)の中でね
私はこんなことに触れたんだよね。
(2006年5月31日
「自民党総裁選(3):「総裁候補」という看板を得ること。」

『総裁選ってのはね、
たとえ勝てなくても
出馬する意味があるんだよね。

繰り返すけど、
なによりもまず

「総裁候補」

と呼ばれることになることの
重要性である。

自民党には400人くらい議員がいて、
誰でもが総裁候補になれるわけではない。

総裁選に立候補するには
まずもって20人の推薦人を
確保する必要がある。

1人の政治家が
ここまで行くのは
実は大変よ。(苦笑)

中小派閥の政治家の場合、
20人を集めるには
他派閥とも交渉しなければならない。

大派閥の政治家の場合には、
その派閥内でライバルが多いわけだから
人望や実力ともに派閥のリーダーに値すると
認められるまでが大変だ。

総裁選に出馬するというのは、
実は大変なことである。
実際、自民党にあれだけ多くの議員がいて

「総裁候補」

になった政治家はほんとに少ない。
自民党の総裁候補というのは、
イコール総理候補でもあるから、
政治家として一流だという
お墨付きを得るようなものである。』

うん。。。

なんで今回の総裁選、この

「総裁候補という政治家としての金看板」

を得ようと動く議員が
出てこなかったのかと
私は不思議に思うんだよね。

「安倍ちゃん圧勝の流れができたから」
「総裁候補の看板なんて考え方はもう古い」

そう言っちゃって
終わりにしてもいいんだけど、
.実際にはそんなもんじゃないと
私は思うしね。

私はこんなことを書いたよね。
(2006年8月14日
「額賀福志郎に次はない。」

『いや、ちょっと思ったのはね、
津島派がまとまらなくなったのはね、
安倍さんサイドが役職を餌にして
誰かに津島派の内部を
引っかき回させたのかなって。

誰かに津島派幹部会で
強硬に安倍支持を主張させて
収拾がつかないようにして
額賀擁立ができないようにしたと。。。』

うん。。。

これを書いた時にはね、
ただの思いつきというかね、

こんなことも
あるかもすんねえなあ~、
(久々に渡部恒三さん風に=苦笑)

ということで
力を抜いて書いたんだけどね。(苦笑)

でもね、もしかしてこれってね、
かなり周到に仕掛けられた結果
だったんじゃないかって
思い始めたんだよね。

とりあえず額賀さんについては
ここで置いといてもう1人、
「総裁候補の看板」が
欲しいんじゃないかと
やっぱりこのエントリーで私が書いた
(2006年5月31日
「自民党総裁選(3):「総裁候補」という看板を得ること。」) 

中川昭一さん

について書いてみようか。

中川昭さんが所属する伊吹派は
総裁選で安倍支持を
明確に打ち出したわけだけどね。

しかし、小泉内閣で
経産相、農水相と
要職を占め続けてきて、
当選回数も8回。
(ちなみになんだけど、
麻生さん、谷垣さんは当選9回。
額賀さんは当選8回。)

誰もが認める伊吹派の
潜在的な総裁候補である。

総裁選に出馬して惨敗後、
非業の死をとげた
故・中川一郎元農水相を
父に持つ中川昭さんにとって、
総理総裁の座こそ
政治家としての悲願のはず。

その中川昭さんがなぜに
「次の次」を目指して
「総裁候補の看板」を
今回の総裁選で取りに行かないのか、
その消極性には正直
首をかしげてしまう。

シンプルに考えれば、
昨年の郵政解散・総選挙で
造反議員となった、
本来の派閥のリーダー・平沼赳夫さんが
戻ってこられるようにね、
席を空けて待っていると
いうことだろうけどね。
(ちなみに、派閥の領袖は元々
亀井静香さんだったわけだけど、
彼は新党を作っちゃったしね。)

現在、派閥の領袖に
伊吹文明さんという
どう考えても
暫定的でしかない人が
座っているのも
そういう意味だからね。

しかし、永田町的な義理人情の世界で
戻ってくる宛てもない平沼親分が
戻ってくるのをただ待っているというなら
中川昭さんという人も
ずいぶんと甘いもんだなと
思っていたんだけどね。

でもね、実はそうではなくてね、
伊吹派も中川昭さんも
動きたかったんだけど、
動けなくなってしまったんじゃないかと
ちょっと思ったんだよね。

端的に言えば、
安倍サイドから

「総理総裁になったら
しかるべき時期に、
平沼赳夫氏を自民党に復党させる」

と、かなり具体的に
話があったんじゃないかと
いう気がするんだよね。

こう言われてしまったら、
伊吹派は総裁候補を立てずに
諸手を挙げて
安倍支持を表明するしか
なくなるからね。

要するに、額賀さん・中川昭さんという
「次の次」を狙うはずの人たちが
今回の総裁選に立候補すらできなかったのは、
安倍さんへの世論の支持が高かったから
断念したというようなことではなく、
誰かが明確な意図を持って、
やったことだと思うんだよね。

じゃあ、やったのは
誰かってことなんだけどね。
ここまでの話を逆さにして
シンプルに考えれば、

「額賀さん・中川さんに
『総裁候補の金看板』を
与えたくない人」

ということになるね。
だんだん、わかってきましたか?(苦笑)

そう、「ポスト小泉」は
事実上、決着したとしてね、
もう「ポスト安倍」を巡っての政局が
スタートしてるのかもしれないね。(苦笑)

ここで私は大胆に
仮説を立ててみたいんだけど
「ポスト安倍」をめざす人たちが
今回の総裁選に出馬することなく
「総裁候補の金看板」を
手にすることができなかったのは、

「実は『ポスト安倍』を
狙っているのだけど、
安倍さんの出身派閥である
清和会(森派)の中にいるため、
『総裁候補の金看板』を
取りにいけない人」

が、いろいろ画策したからじゃかいかと。。。

清和会の中での潜在的な
「ポスト安倍」といえば、

中川秀直党政調会長(当選9回)
町村信孝前外相(当選8回)

ということになる。

ねえ。。。

今回裏方に回っているから
誰も気がついてないけど、
知名度的にも当選回数的にも
堂々たる総理総裁有資格者が
実は清和会の中にいるわけだね。

かみぽこは懲りもせず
また町村さんを取り上げるのかと
言われるかもしれないけど。。。(苦笑)
(2004年9月28日
「小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣」    
=このエントリーは「かみぽこぽこ」過去最高の
1日18000アクセスを記録した出世作ですからね=苦笑)

以前、このブログで取り上げたように、
小泉総裁が誕生した2001年の総裁選でも
この2人は裏方で大活躍したようだが、
今回もかなり動いているらしいことが
インターネットの新聞記事みてると
ちらちら出てるよね。

この経験豊富な2人なら
ポストを餌に津島派の中を
かき回すなんて
簡単なことだろうしね。

あと、伊吹派に関してもね、
郵政民営化の攻防で
袂を分かったとはいえ、
元々拉致問題への対応などでは
平沼さんと中川秀さん・町村さんの
関係は悪くないわけでね。

「しかるべき時期に
平沼さんの復党を考える」

と、伊吹派に打診したとしても
何もおかしくはないよね。

また、中川秀さんが
古賀さんと会談したことも
新聞に出てたよね。

しかし、普通に選挙戦をやれば、
安倍さんが負けることは
想定し難い状況だというのに、
中川秀さんや町村さんが
なぜにここまで徹底的に
安倍さん地滑り的勝利の流れを
作る必要があったのか。

地滑り的勝利は選挙後の
政局運営を難しくすることもある。
適当に敵を作りながら
勝ったほうがいいかもしれないわけだし、
(これについては後日書きます。)
ほんとになんでだろうね。。。

それは、自分たちが
裏方に回っている間に
額賀さんや中川昭さんなど
「ポスト安倍」をめざす人たちが
「次期総裁候補」として
国民から認知されることを
避けたかったからに他ならない。

彼らは自分たちこそが
「ポスト安倍」だと
思っているからなのだ。

また、前回のエントリーの最後に書いた

「麻生さん・谷垣さんはこれで上がり」

とする流れがおそらく
総裁選後にできるだろうことも、
中川秀さん・町村さんが
次は自分たちの番と考えて
画策しているとすれば、
わかりやすいよね。

そしてここには

「平沼さんを復帰させて
同時に上がりにする」

という絶妙さもあるしね。(苦笑)

まあ、中川秀さんの場合は、
政治家としてのタイプ的に
宰相型ではなく参謀型だから、

「新・キングメーカーの座」

を狙った動きかもしれないね。

そう考えたほうが、
古賀さんとの会談などの意味も
理解しやすいしね。

当選8回の町村信孝、額賀福志郎、中川昭一、
もう上がり(?)の麻生太郎、谷垣禎一、
今回静かな与謝野馨、竹中平蔵、
そして、復党させる(?=苦笑)平沼赳夫

などの中から、
自分が好きなように
次の総理総裁を決められる立場を
めざしているのかもしれんね。

まあ、頭の体操でございました。
もうちょっと書きたいことあったけど、
それは次回ということで。(苦笑)

うひょひょ。。。

それでは、またね。

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最終更新日  2006年08月26日 21時47分29秒



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