ルーブル美術館は世界最大の収蔵量を誇る美術館なので、1日なり半日なりの短期間で十分に鑑賞することは出来ません。
最初に、入口で各国語の案内書を入手し自分が鑑賞したい順番を決めて、其処だけを集中的に鑑賞する必要があります。
エジプト古代美術、ギリシャ・ローマ時代、東洋美術、彫刻類、王冠・壺等の美術品、家具、絵画等多種多様なのです。
ルイ14世の王冠はイギリス王朝に次ぐ大きなダイアモンドが散りばめている逸品ですが、探すのは大変です。
特に絵画はイタリア、スペイン、フランドル、オランダ、フランスの多数の絵画が時代別に陳列されているので、順番に見ていくと数日掛かることになってしまいます。
それに加えて、入館者も非常に多く混雑が激しいのです。「モナリザ-ダヴィンチ」、「ミロのヴィーナス」の前は時間によっては団体客が来襲しますと見ることも困難となりますので、暫く様子を見る時間を取って置かなければなりません。
私の場合は二回程しか入館したことはありませんが、「ミロのヴィーナス」、ダヴィンチの最後の三作、レンブラント、フェルメール、ドラクロアを集中的に見て来ました。
20年程前は、日本での海外旅行ブームが来ていませんでしたのでそれ程混雑はしていませんでした。中央広場のガラスのピラミッドからの地下入口が出来てから、観光客は飛躍的に増大しているようです。
1983年当時の案内書を含めて、ご覧下さい。ミロのヴィーナス付近はゆったりと見学出来たのです!