アメリカ政治の中心ワシントンは、Wasington D.C.と言って他50州とは違う特別区(D.C.=District of Columbia)となっています。
此処は観光客として訪問しても、見るべき場所は多いのです。
ワシントン記念塔、リンカーン記念堂、ジェファーソン記念堂は言うに及ばず、連邦議会議事堂(Capitol Building)、大統領官邸(ホワイトハウス)も事前許可も要らず見学出来ます。
その他、スミソニアン科学博物館、スミソニアン美術館もありますので、一日では足りません。
日本では国会議事堂は事前許可を申請し見学の際は国会議員等の付き添いが無ければなりません。又、首相官邸は一般国民には見学が出来ないと思われます。昔ながらの“知らしむべし、寄らしむべからず”の“お上”意識は抜けておらず、民主主義が十分機能していません。
民主主義の大国アメリカでは、会期中・執務中を除いて、重要な会議場等が一般国民ひいては普く世界中の人々に、広く開かれているのです。
最も2001年9月の同時多発テロ事件以降、警戒が厳重になったので、違いが出て来ているとは思いますが・・
1983年3月にワシントン訪問した時の連邦議会議事堂の写真をご覧下さい!
内部には見学に疲れた場合を想定して、ソファー等が備えられています。
但し、官庁街周辺の住宅地区には1970年代から貧困な黒人層が住み始めましたので、中間階級の白人層は郊外に居住地区を移したと言われています。
これは差別の問題でなく、地域の治安・教育での問題が大きいとされています。