モントリオールはカナダフランス語圏ケベック州にある大都会です。
オンタリオ州から車でドライブしてケベック州に入った途端、英語の道路標示は無くなり、全てフランス語表示になります。公用語が英仏の両言語なのですが、ケベック州はフランス語使用を誇りとしているのです。
モントリオールはフランス本土よりもフランスらしい伝統が残されていると言われています。
ビジネス中心街から地下鉄に乗って、数駅で旧市街に近い市庁舎のある駅に着きますが、歩いて旧市街に入るとまるでフランス中世に迷い込んだ感があります。
その一角にノートルダム寺院があります。パリのノートルダム寺院とは違って、市街地区の一角ですのであまり目立ちませんが、中に入って見るとその美しさに驚かされます。
祭壇の壮麗さも見事ですが、アーチ式の天井は緑地に白い斑点模様でビロード状に装飾されているのです。
1983年8月に訪問した時の様子をご覧下さい!
旧市街の写真は、家族が入ったものが全てで、単独のものがありませんのでスライドショーには入れませんでした。
モントリオールは冬は寒く零下30度以下になることがあります。寒さに慣れていない私は、オーバーコートで外に出たのですが、冷たい空気で呼吸が苦しくなり、慌ててデパートに入って毛糸のマフラーと帽子を買い込み、マフラーをガーゼ代わりにして呼吸したことがあります。
冬期での訪問は、しっかりした防寒対策が必要の様です。
又、郊外にはパリ・モンマルトルにある有名な寺院と酷似したサクレ・クール寺院がありますので、訪問して見て下さい。