コネティカット州はニックネームを“憲法の州”としている小さな州です。Hartfordは州都であり、小さいながら威厳のある州議会議事堂が町の中心街にあります。
ニューヨークのJFK国際空港からは車を使ってマンハッタン島北部をかすめて行きますと3時間足らずで行くことが出来るのです。天気の良い日はニューヨーク市内でレンタカーしてゆっくりと景色を楽しみながら行くことがお勧めです。ハートフォードからボストンまでは僅か1時間程しか掛かりませんので秋のニューイングランドの美しさも満喫出来るのです。
ハートフォードは航空宇宙産業のコングロマリットであるUnite Technologiesの本拠地でありますし、各種損害保険会社が多く所在する保険の中心地でもある経済都市でもあります。従って日本人もそれらに関連した会社員が多く駐在しているようです。
又ハートフォードは英国的雰囲気を有するニューイングランド地方の大都会でもありますので、特に秋は美しい紅葉にマッチした素敵な町の光景が見られます。
此処には春夏秋冬、数多く訪問させて貰いました。特別な観光スポットはありませんので観光客は多くありませんが、なだらかな丘陵地帯と緑濃い風景はなかなか素晴らしいものだと思っています。
1991年4月初旬訪問した時は運悪く聖金曜日の休日になってしまいました。商店に限らずレストランも休んでいる所も多く困った記憶があります。
市の外れと言いましょうか、郊外ファーミントンには米国の最大作家と言われるマークトゥウェインが住んだ家があります。
「トムソーヤの冒険」「ハックルベリーフィンの冒険」の舞台はミシシッピー川流域だと思うのですが、トゥウェインは此処ハートフォードに奇妙とも思われる家を建てて住んでいたようです。