五島列島の中通島と若松島は橋で結ばれていますので車で簡単に行くことが出来ます。
西海国立公園の絶景、若松瀬戸は両島の間の海峡に位置していますので、その橋から南北に伸びる瀬戸の潮流を目の当りに見ることが出来るのも魅力です。
又、明治時代に建てられた教会が静かな入り江にひっそりと佇んでいるのを見るのももロマンを感じます。
橋は若松大橋と名づけられる白いトラス橋で、200メートルを少し超える長さです。橋の両脇には散歩しながら瀬戸の急流を鑑賞できる様に展望台・散歩道が設けられています。
若松島に渡り若松港の外れから山道に入り、龍観山展望所迄はドライブで行くことが出来ますので、この前の五島行で行って見ました。
若松大橋が開通する前は中通島と若松島の交通は海上タクシーと呼ばれる渡海船しかありませんでした。その時代には龍観山が若松瀬戸を眺める一番の場所でした。
若松瀬戸の素晴らしさの一部をスライドショーでご覧ください!
中通島・若松島の多くが国立公園内にありますが、美しいリアス式海岸と美しい入り江・渦巻く潮流を見せる若松瀬戸は将に西海国立公園の白眉といえます。
龍観山の駐車場迄は車で行き、そこから展望台へは徒歩5分程で行くことが出来ます。
行った日がウィークデイと言うこともあって、訪問者は誰もいませんでした。
わざわざ龍観山に登らなくても、大橋脇の展望所で十分堪能出来ると判断しているかも知れませんが、僅か200メートルの高さの差が素晴らしい眺望が生まれます。
機会がありましたら、昔から一番の展望所と言われます龍観山を訪問する様にお勧めします。