バンクーバーには見所が多数あります。先ずは港近くにあるスタンレー公園、散策に良しウォーキング・ジョギングにも良く、公園内には水族館、プラネタリウムもあって楽しい時間が過ごせます。
少し郊外に出ますと、植物園、低山、渓谷が身近にあって、市民のアメニティに必要な環境が整っています。
標高約1200mのグラウス山は市の中心街から30分程度で行くことの出来るアクセスの良い山です。冬季にはスキー場のメッカとして、又夏には散策・山頂でのアスレチックなどを楽しめる様に整備されています。
グラウス山頂までは大きな50人以上収容出来るゴンドラに乗って、ロープウェイの頂上駅には5分程で着きます。
登るに従って視界が広がり、眼下にバンクーバー市街が望め、港・スタンレー公園も良く見ることが出来ます。南にはアメリカ合衆国ベイカー山が遠望出来ますし、西の彼方にはバンクーバー島の雄大な景観が楽しめます。
野生動物の多く生息するグラウス山では、夏場は天候も安定していて良く、高原の花も咲き乱れトレッカーや散策者を喜ばせてくれます。
冬場は太平洋から偏西風に乗って来る湿った空気がロッキー山脈で立ち塞がれますので、全て雨・雪になりますので天候が良くなることはありません。
バンクーバー市内で雨でも、少し標高の高いグラウス山では雪になることが多いようでアクセスの良いスキー場を提供しています。
グラウス山の麓には、世界一長い吊り橋で名高いカピラーノ渓谷があり、その渓谷を流れる川は多数の鮭が遡上することでも知られ、大きな鮭の養魚場(Hatchery)も整備されています。
特に養魚場は観光資源でもありませんので、訪問客も少なくゆっくり見学出来ると思いますので、グラウス山への行き帰りの際には立ち寄って見て下さい。