我が家の軒下にある鉢植えの孔雀サボテンが咲き出しました。
10個程あった蕾の5個立ち枯れて、残り5個が大きく成長していたのですが、その内の一つが見事な紅い花を咲かせてくれました。
冬も室内に入れることは無く戸外に置いたまま、しかし軒下なので霜に襲われることがありません。サボテンの葉が赤紫色に変色しますが、何とか厳しい寒さに耐えてくれる様です。
来月には咲くと思われます月下美人の花と殆ど同じ大きさと形なのですが、孔雀サボテンの方は芳香がありません。月下美人とは違い、花の命は2日程持ちます。
この鉢植えは親戚の方から5年程前に頂いたもので、最初は地面に直に置いておいたのですが花芽がナメクジに食い荒らされてしまい花を咲かせずに終わりましので、翌年からは軒下の花台に置いてその害を防ぐことにしました。
それからは毎年5月下旬になると美しい花を咲かせてくれます。この写真は3年前に撮影し背景を消し込んだものです。
孔雀サボテン
サボテン科
学名 Epiphyllum hybrid
メキシコ地方原産で、見事な花を咲かせてくれます。赤ピンク色と白の花があるそうですが、我が家では赤ピンク色のものです。
花びらが長く、サボテンらしく枝の先端から咲き、鮮やかな大輪の花を咲かせ孔雀の羽根の色柄を思わせる所から、この名前になったと言われています。