テーマ:西海国立公園(210)
カテゴリ:Goto Islands
自宅を6時半に出て、駅まで歩き7時発の空港バスに乗って羽田空港に着いたのは8時半、お盆休み明けの8月16日は首都高速が空いていて予定より30分早く着いてしまいました。空港ラウンジで珈琲を飲んでゆっくりとしましたが、ラウンジ内も何時も混雑が無く1時間余を快適に過ごしました。
長崎空港到着は多少遅れて12時10分、空港バスに乗ってノンストップで大波止に着いたのは13時にもならない時刻でした。高速船の出航時刻は15時ですので時間にゆとりはありますが、あたふたするのも面倒なのでターミナルにある飲食店でチャンポンを食べて後、ベンチに寝転びながら雑誌など読んでいました。 長崎湾は細長く入り込んでいますので、長崎港から湾外に出るのに昔は30分も掛かったのですが、五島行きの高速船はウォータージェット推進で38ノット(時速65km)もありますので、15分ほどで湾外に出てしまいます。 湾口近くでは、大きな斜張り橋が湾を跨ぐ様に建設途中でした。長崎は平地が少なく坂の町、且つ細長い湾が対岸との交通に支障となって来ましたので、地域交流を含めて経済活性には良いことかも知れません。 湾外に出て一路、上五島の鯛ノ浦港に向かいますが今回は、途中飛び魚が飛ぶのを随分見ることが出来ました。長く飛ぶものは100mほど海面を滑空していましたが、何か久しぶりに海を渡っていると言う感じがしました。 長崎では飛び魚を「アゴ」と呼び、干物にしたものを塩アゴとして酒の肴に(炙ってからハンマー等で身をほぐして食しますがこれが美味しい)、焼いたものを「焼きアゴ」として出汁魚とします。白身で脂の乗っていない淡泊な魚肉なのですが、饂飩汁としては最高の濃厚な出汁となり、釜揚げ饂飩でも薄まることがありません。 普通の煮干し・イリコと違って長時間掛けて出汁を取るのが秘訣ですが、手間暇を掛けるのが面倒なのが難点です。近頃は粉末状のパック製品も市販されて便利になりましたし、近頃都会でも「アゴ出汁スープ」のラーメンも人気を博している様です。 昔は飛び魚のみならず、海豚が船に伴走して泳ぐ姿も見られたのですが、残念ながら、其処までは無理の様でした。 もっとも、38ノットの速さ(65km/Hr)は車並みですから、イルカも追えないかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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