スビネスンドはノルウェーとの国境に位置しているスウェーデンの小さな町です。
スカゲラク海峡の一番奥まった突き当たりにあり、又オスロ湾から出て来た場所で、此処にはそれ程奥深くはありませんが、小規模ながら美しいフィヨルドが展開しています。
![](https://plaza.jp.rakuten-static.com/api/Proxy.php?a=http%3A%2F%2Fwww.geocities.jp%2Fkirkhanawa%2FSvinesund.jpg&b=174cdc5247de29cf49a76330a99de1b4)
国境の橋から西方を眺めますと、フィヨルドがスカゲラク海峡に向かって開いている様子がなかなか素晴らしいのです。
写真に向かって左側がスウェーデン右側がノルウェーで、橋の中央が国境なのでしょうが、検問所もありません。
フィヨルドの中を観光船が浮かんでいるのが見えましたが、残念ながらオスロに向かう途中でしたので、乗船することは止めましたのは、今になって思えば残念なことでした。
ヨーテボリからオスロへ行くことになった顛末はこちらをご覧下さい!
私が行きました1998年6月上旬には往復2車線歩道付きの細い橋だけでしたが、最近海峡側に下った所にもう一つ大きな橋が架けられた様です。
どうもノルウェーの人達が大挙して、国境を越えてスウェーデンの小さな町に買い物に来るらしいのです。ノルウェーもスウェーデンも福祉大国として知られていますが、ノルウェーはEU加盟拒否、スウェーデンは加盟との事情がそうさせている様です。
スウェーデンは1995年にEU加盟以来、加盟国と歩調をあわせるために諸物価に大鉈を振るったので、多くのノルウェー人は自国内の高価格を避けるために、スウェーデンまで短いドライブをするとのことで混雑が激しいことで、新しい橋の需要があったのでしょう。