実母が無くなって14年となりますので秦野市にある実兄宅に行って来ました。
其処に同居する実父は存命ですが、95才何とも老衰が激しく、痴呆症も進んで見る影もありませんでした。今年の正月には正常な判断機能もあった様ですが、僅か半年余りでの老衰と痴呆症の進行は加速度的となり、子供としては誠に悲しく寂しいものがありました。
義父母は五島列島の新上五島町に永眠していますが、今年は義母の13回忌でしたので、忙しいお盆の時期を避けて7月末、菩提寺である榎津郷の元海寺で法要をして来ました。
墓所は数年前、雑草が蔓延らない様にコンクリート敷きにしたのですが、雑草の生命力は凄いものでコンクリートの隙間から伸び放題で、墓所は草叢と化していました。
法要前に何とか除草をして何とか格好が付きましたが、年2回は訪問しないと草叢となってしまう様です。
コンクリート隙間に除草剤を散布すれば治まる様ですが、義母がそれを嫌っていましたので、其処まではしないことにしました。
近くにあった義父の親戚の墓、東京に墓地を移転しましたので、此処は魂を抜いてある処ですので、世話する人も無く石垣は崩れ、空となった墓石は草叢に埋もれた状態になっていたのは、何とも無常感が感じられて仕方がありませんでした。