テーマ:西海国立公園(210)
カテゴリ:Goto Islands
若松港の海は透明で綺麗なのですが、人気が少なく何となく侘しいものがあります。
新上五島町は、平成の大合併で、奈良尾町・新魚目町・有川町・上五島町の4町が合併したのですが、人口減少には歯止めが掛らず、町役場のある青方地区に再開発が集中して、他の地区は合併前より疲弊が激しいと見えるからでしょう。 地元産業の根幹である漁業は不振ですから、地政学的な中韓国境を生かしたフリートレード経済特区、風光明媚な自然環境を生かした高齢者養護経済特区、カトリック教会巡りを入れた世界遺産候補観光、自然豊かな「海・山生活体験」誘致等を模索して、他の経済基盤を作り上げ、Iターン、Uターンを呼び掛ける必要がありましょう! 平成の大きな町村合併、実は地域の実態に即さない「望まぬ合併」が少なくなかったのではないか。 「地方交付税削減に耐えられず、合併特例法の財政支援措置を受ける必要があった」「財政面の見通しが立てば合併は選択していなかった」という本音の合併理由が少なくない。 合併が引き起こしたマイナス効果の声の一つは、住民に最も身近であるはずの行政機関である市町村が規模拡大によって、遠い存在になってしまったことだ。 合併前は「住民は役場へ行けば各分野担当の職員が必ずいて話ができた」のが、合併後は旧役場から職員が減って、「話にならない」と住民の足が遠のき、つながりが薄れた。 嘗て役場などがあった各市町村の中心地域は衰退し、商店街などの「さびれようは目を覆うばかりだ」という訴えもある。 平成の大合併が始まって間もなく10年だ。合併の痛みに苦しむ自治体は多い。合併を推進してきた国の責任で実態を調査し、必要な手当てを施す時期ではないか。 西海国立公園の白眉「若松瀬戸」は絶景です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.11 19:12:21
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