マグニチュード6.3の中型地震ですのに、クライストチャーチ市中心街の惨状は凄まじいものがあります。
古いレンガ積みの店舗だけでなく、近代的なビルディングも崩壊しているから、直下型地震は恐ろしい。
地震発生直後、疎密波P波に依る縦振動が大きく来襲、又間髪を入れず横波S波に依る横揺れが来て、シナジー(相乗)効果で被害が甚大になったものだと想像しています。
普通、教会は地震に強いのですが、クライストチャーチ(Christchurch)市の名前の由来にもなりました、聖堂の尖塔は半分の高さから崩壊してしまっています。
ニュージーランド南島のクライストチャーチ市付近で2月22日昼に起きたマグニチュード6.3の地震で、同国のキー首相は死者が少なくとも65人に上ったと述べ、パーカー市長は約100人が建物に閉じ込められている可能性を示した。
写真は2001月1月の写真、尖塔の展望台に登ってみましたが、尖塔内は狭く壁が頑丈に見えていましたので、まさか半分の位置で崩れるものとは思っていませんでした。
長男夫婦の出会いの地であり、又結婚式の地でもあり、彼らの知人も多いのですが、懇意の方への連絡が取れない様で、未だ現地は混迷のままの状態、良い安否情報がもたらされることを祈って止みません。