モーツァルトの協奏的二重奏ソナタの頂点的な作品で、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」を先駆ける作品ともされています。
我が家にありますのは、Arthur Grumiaux-Walter KlienによるPhilpsレーベルのCDなのですが、やはりこの演奏はArthur Grumiaux-Clara Haskilが60年が経過した現在でもベストと言われています。
YouTubeでもアップロードされていますので、今朝はノートパソコン内蔵の頼り無いスピーカで聴いています。
Grumiaux and Haskil play Mozart Sonata K526
ヴァイオリンソナタ 第40番(K.454)も好きな曲で聴いてみたいのですが、未だこちらの方は(Grumiaux- Haskil)、残念ながらアップロードされていない様です。
グリュミオーの上品な音色はベートーヴェン音楽には異質とも思われますが、ハスキルのピアノ伴奏が加わると一変、「春が来る喜び」を感じさせるもので、なかなか良い聴きものでした。
尤も「スプリングソナタ」がベートーヴェン音楽の中では異質の部類に入るのかも知れません。
1957年モノラル録音の「スプリングソナタ」演奏がYouTubeでアップされていたのですが、削除されてしまっていますのは、残念なことです!