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カテゴリ:Opinion
理化学研究所は「STAP細胞」論文に捏造や改ざんがあったとする最終報告書を調査委員会が公表したことを受け、野依理事長らが記者会見、謝罪と関係者厳正処分等を発表した。
しかも、「研究不正行為は小保方氏だけ!」と言う奇妙な結論には、研究者の嫉妬を見る想いがしました。 理化学研究所内の他の著者は、理事長ら幹部の「個人研究成果よりも組織を大切にする体質」を受け論文の取り下げに同意し、男性中心の上下関係一義・研究二義的な体質に屈服したのでしょう。 うら若い女性研究者に業績を上げられるのを妬んだ男性研究者達の嫉妬は、女性の嫉妬以上に陰湿で見苦しいものです。 理化学研究所の小保方研究ユニットリーダーが英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP細胞」論文に捏造や改ざんがあったとする最終報告書を調査委員会が公表したことを受け、野依理事長らが1日午後、東京都内で記者会見した。 野依理事長は「科学社会の信頼性を損なう事態を引き起こし改めておわび申し上げる」と謝罪。懲戒委員会を経て「関係者を厳正に処分する」と述べた。 一方、調査委が対象としなかったSTAP細胞の真偽について、理研神戸研究センターの竹市センター長は、論文著者の丹羽プロジェクトリーダーを中心に今後1年かけて検証実験を行うと発表した。 小保方氏は会見に同席せず、「“悪意の無い間違い”であるにも拘わらず、改竄・捏造と決めつけられたことはとても承服できない。近日中に不服申し立てをする」とのコメントを発表した。 調査結果の確定や、懲戒委員会の処分決定には時間がかかる見通しとなった。 物理学・数学の新しい仮説提起では、改訂論文も多々あるのです。些細な不備があれば修正すれば良いことであって、その不備で優れた業績を否定してはならないのです。 20世紀の天才アインシュタインも特殊相対性理論を打ち上げたのは30才にもならない年齢でしたし、その後一般相対性理論に昇華させたのです。 小保方女史は、いっそのこと日本の閉鎖的な研究環境から米ハーバード大に移籍して研究を進めた方が業績を確かなものに出来るのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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