義母が、除草剤が嫌いで「草が生えたら刈れば良い」と言うことでしたので、20年来使ったことが無かったのですが、墓所にカラムシと言う雑草が蔓延り年々その数を増して来ましたので、2ケ所の墓所に除草剤を使ってその勢いを抑制することにしました。
カラムシは昔、麻の様な繊維を取る為に輸入されたものですので、茎が茶色になる時期となりますと、根も張り茎も硬くて処理しにくくなってしまいます。
義父母の眠る墓所には、13基を超える墓石が立っていますが、昔は土葬で個人々の墓石を立てたので、そうなっており私には特定出来ません。
他は義祖父の墓、5年前から世話をしていますが、周囲を白い自然石の石柵を設けて門柱もあった立派な墓ですが、半分以上が崩れてしまい往時を偲ばせるだけとなりました。
2ケ所の清掃に、毎年3日ずつを要しその後は元の木阿弥状態となりますので、せめて数ヶ月は綺麗でいて欲しいものだと、義母の生き方に逆らって「農地にも使える除草剤」と称する薬剤を散布することにしたのです。
そうは言いましても、その効果は生えているカラムシだけで、地下根には有効ではありませんので、数週間だけなのかも知れません。
ついでに、空き家の庭のイタドリも滞在中100本近く生えて来ていますので、発芽した小さな葉に散布して、その効果は極めて限定的なのだと分かってはいるのですが、少しは繁茂を抑制することにしました。