鯛の浦湾にある九州電力の阿瀬津ディーゼル発電所が整備員の不足から停止されてから久しく、結局電力需要を賄うべく、九州本土からの海底ケーブルで電力供給されています。
風力発電は有川地区の丘陵地帯に10基を越えて設置されていますが、あまり風が吹かず、稼働率が良くない様で、新上五島町の電力需要には対応出来ていないと見ています。
昨年あたりから、需要に少しでも応えるべく、国道384号線の海岸線の低地に太陽電池基地が複数個所に整備されています。
今年、榎津滞在中に、魚の目小学校の裏山に太陽電池基地があるのが見えました。
220m榎津城山から360m似首番岳に至る林道に設置されていると聞きましたので、車をレンタカーして行ってみました。
東斜面の杉林を切り開いて、凸面上にかなりの太陽電池パネルが設置されていました。
現在は南にある杉林が邪魔にならず、日中も太陽光を吸収出来ていますが、早晩木が伸びて日当りが良くなくなるのは目に見えています。
何故、設置場所が此処であったのか定かではありませんが、狭い林道で車の往来にも支障があって整備もしにくく、適切な設置場所でないことは確かです。