テーマ:気になったニュース(30952)
カテゴリ:Overseas US
ハリケーン・ハーヴィーはコーパス・クリスティ近郊に上陸、その随伴雨雲でヒューストンは豪雨と洪水に襲われて、未曾有の被害を受けていますが、ハリケーンは再びメキシコ湾に押し戻されて、ヒューストン南のガルベストン島から再上陸して北上する天気予報の様ですので、豪雨・洪水被害は木曜日までは続くとされています。
住宅・住民被害だけでなく、ヒューストン運河河口に位置していて世界最大の製油所とされるExxonのBay Town Complexも操業停止になっていますので、原油価格高騰など産業界への負の影響も必至です。 ヒューストンは大河も無い平地ですので、日本九州での被害とは違って、豪雨による土砂崩れはなく、山林からの流木被害もありませんが、東西を貫くBuffalo Bayouと言うセセラギは、排水の役割を果たすことが出来ずに、洪水被害を増大させている様です。 2年前にも、Buffalo Bayouでの氾濫被害はあったのですが、降雨量が今回は凄まじく比較にならない様で、数十年振りの災害と言われています。 Buffalo Bayou沿いは、木々が育って緑濃い環境ですので、市中心街から少し離れた河川敷は公園として整備されていますし、その郊外では住宅開発も多く、車に依るアクセスを容易にするべくコンクリート舗装をしたことで、雨が地中に浸み込まずにセセラギに流れ込んだことで、被害を大きくしたとも言われています。 A Look At Why Houston Floods | NBC Nightly News 私達家族が1980~1983年に3年半の間住んでいた地区も、Buffalo Bayouからは遠くないので、洪水被害を受けているに違いないと思うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.29 19:03:18
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