今朝は26年ぶりの株価回復と言うことで、証券取引所が賑わっている様ですが、国力の源泉とも思われる重厚長大代表格の鉄鋼・重工メーカーの株価は冴えません。
重機械工業3社、三菱重工、川崎重工、IHIの株価は4000円内外と低迷して浮揚する気配も見えません。
現状、株価を引っ張るのは軽薄短小の商業・IT産業ですので、雇用拡大から生活安定と言う訳には行かず、米国と同じくマネーゲームに終始している様にも見えるのです。
労働集約産業は労働市場分野では不可欠で、自動車工業に加えて、重厚長大の重機械工業3社の飛躍的活動で雇用拡大を図ることが、中国に対抗するための国力・国益上の必須条件となる筈です。
私自身は、三菱重工は8000円、川崎重工、IHIは6000円が妥当な株価と思っているのですが、三菱重工は得意とされた客船事業と航空機開発で頓挫、IHIは海外向け作業船とボイラー事業で大幅赤字を計上、川崎重工もブラジルでの造船事業で赤字を計上しましたが損失が多少少ないことで、重機械工業3社の中でトップの株価となりました。
それでも、株価は4300円程度ですから妥当な株価からは程遠い状況、インフラ整備を担う重機械企業として、又中国に対抗して安全保障を担うべき防衛産業として浮揚して頂きたいものです。
今日の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、始値は210円59銭高い2万4078円93銭だった。2万4000円を上回るのは、1991年11月以来約26年2ヶ月ぶり。前日に米ダウ工業株30種平均が初めて2万6000ドルを突破、主要株価指数が揃って上昇。投資家が運用リスクを取る姿勢を強めている。外国為替市場での円安・ドル高も支援材料だ。
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Last updated
2018.01.18 10:36:16
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