蕃茉莉(バンマツリ)は元来2m以上も大きくなる花木ですが、鉢に植えて1m高さで剪定止めをして、毎年の開花を楽しんでいました。
蕃茉莉は南方系の花木ですので、地植えにしますと多摩丘陵の厳冬の寒さには耐えられないと思い、鉢植えにして軒下で霜の掛からない場所に置いておいたのです。
しかし、今年の冬の寒さは異常で氷点下9℃にもなりましたので、軒下とは言え屋外では、根が凍結してしまい遂に枯れてしまったのです。
通常は春の暖かさに誘われて沢山の芽を出すのですが、枯れたままとなりました。
鉢の中を掘り起こしてみますと、糸の様な根が鉢全体に縦横に走っていました。
残念ながら、全て捨てる以外に選択肢はありません。
蕃茉莉(バンマツリ)は、五島にある家内の実家で義母が他家から頂いて地植えしてあったのですが、家内が小さな苗として持ち帰ったので、もう30年程度は経過していたのです。
何処かDIYの店で、蕃茉莉(バンマツリ)が販売されていれば、家内が大事にしていた花木の2代目として育てたい所存ですが、南方系のものですので売られているか否かは甚だ疑問に思えます。