カテゴリ:Overseas Europe
ニュースで、燃え上がるノートルダム寺院の映像が放映されたので驚きました。全て石材に依る建築物と思っていましたのに、何故燃え上がるのかも不思議だったのです。
フランス・パリ中心部にあるノートルダム大聖堂で15日夕に発生した大規模な火災は、16日未明、発生から約9時間後にほぼ消し止められた。2棟の塔など大聖堂の主要な構造は焼失を免れたが、尖塔と屋根が崩落した。出火原因は明らかになっていない。消防当局は改修工事との関連について調べている。消火活動中、消防隊員1人が軽傷を負ったと言う。 築850年になるゴシック様式の大聖堂は世界遺産に登録され、フランスでも特に有名な名所の一つ、大聖堂は老朽化が進み、壁に亀裂が入るようになった為、フランスのカトリック教会が昨年、改修のため寄付を募っていた。 寺院正面の尖塔の何方かには、屋上まで行ける階段があって登れ、多分尖塔屋上に近い回廊部分を歩き廻れるのですし、通路も含めて全て石材製ですから、木材部分があるとは思っていませんでした。 4年の米国駐在を終えて帰国途中の家族旅行中の1983年10月1日の写真、家内は40才、豊かな黒髪で数年後に出て来る白髪も未だ見えず、若さを失ってはいません。 新聞でチェックしてみますと、傾斜のきつい切妻屋根は、千年を超える木材で構成され、永らく「森」と呼び慣わされていたとのことです。 そうなると、ウィーンのステファン寺院の屋根も急傾斜で、模様のある瓦で葺かれていますが、其処も木材製なのかと疑念を抱かずにはいられません。 兎に角、上記写真に見える屋根に据え付けられていた鋼鉄製若しくは青銅製の尖塔も焼け落ちてしまいましたのは残念ですが、復旧は困難ではないと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Overseas Europe] カテゴリの最新記事
|
|