カテゴリ:Overseas US
NHKBSを観ていましたら、屋久島の縄文杉の様子が紹介されていました。過去には樹齢7000年とされ、世界一の長寿とされていた樹でした。
屋久島では樹齢1000年を越えないと「屋久杉」とは認定されない樹ですが、相当数が残されてはいますが、何か老樹と言う感じがしてなりません。 其処へ行きますと、アメリカのカリフォルニア州にあるGiant Sequoia国立公園にある、巨樹の森では、壮年の樹と言う感じがします。樹皮が厚く、山火事にも耐えるのもその理由かも知れません。 ![]() その中でも、最大最高のSequoiaは「シャーマン将軍(General Sherman)の木」と呼ばれ、世界一の容積の樹とされ、樹齢は2200年とされています。 樹皮の色も艶やかで、太さと言い、樹高と言い、その威容さが訪問者達を圧倒しています。 日本ではスギ、クスノキ、ケヤキ、イチイが長寿の木で、場合によっては2000年以上の寿命とされています。 イチョウは日本に入ってから未だ1000年と考えられますが、その生命力の強靱さから遠い将来にはイチョウが最長寿の樹ということになるかも知れません。北海道に多く見られるイチイも2000年位の寿命を有すると思われ、幹周5mもあれば1000年近く経過しているものと考えられます。 1966年に縄文杉が世間に紹介され、周辺に生育するスギの成長度合いから導き出した樹齢が7200年と発表されたことがありましたが、屋久島の北方に位置する硫黄島の約6000年前の噴火により屋久島の森林が消失した経緯が判明し、この説はあえなく否定されてしまいました。 世界に目を向けると、セコイア、バオバブ、ブリッスルコーンパイン等が長寿の樹で、特に北アメリカ西海岸・ホワイトマウンテンの乾燥した山岳地帯に生えるブリッスルコーンパインは世界最長寿の樹とされています。成長速度が非常に遅く、4700年以上の世界最長寿の木として知られています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.19 09:32:53
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