多分、ヒューストンに駐在している時、1982年の秋頃、結構大きな蚤の市(Flea Market)があると言うので、行ってみました。
其処で、綺麗に使われていたらしいマホガニーが天板の家具を見つけました。値段を聞きますと450ドルと、日本円で9~10万円相当で高価でしたので、「2個セットでなく、単体で250ドルでは如何?」と尋ねますと、「2個セットでないと、家具らしくないので売りません!」とことでしたので、言い値で買うことにしました。
マホガニー(Mahogany)とはセンダン科マホガニー属 (Swietenia) に属する樹木で、木材としては導管が大きく柔らかいため加工しやすく、繊維方向に現れるリボン杢と呼ばれる立体的な見た目から高級家具や高級楽器などに使用される木材として知られる。
近年、マフィアやギャングが私有地や国立公園に自生する樹木を違法に伐採し資金源にしていることから、ワシントン条約の附属書IIに登録され、板材や原木を輸出入するには盗品ではないという生産者の証明書類が必要である。
米国から帰ってから、小平の社宅を経て1985年に引っ越して来た我が家の壁際にずっと置かれていて、天板2ケ所は電話機や、小物類の置き場になっていて、中空部分には双眼鏡や重さのある器具類を籠に入れて収納、下部はIP電話機やインターネット接続器具類の置き場所になって、早や35年が経過しました。