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サラブレッドの中でも希少で、嘗ては競走能力を疑問視された白毛の馬に熱い視線が注がれ、2020年12月13日に阪神競馬場で行われる中央競馬の2歳牝馬限定「阪神ジュベナイルフィリーズ」(JF、芝1600m)で、白毛馬ソダシがG1レース制覇を果たしました。
白毛だけでなく、口鼻周りも黒や褐色でなくピンク色なので、見るからにひ弱そうに見え、4コーナーで先頭に立ち、ゴール前に他馬に抜かれたのですが、差し返しての勝利で、勝負根性は相当なもので、感心させられました。 白毛は走らないと言う定説が破られて、将に競走馬の歴史は常に書き換えられのが必然なのでしょうか? ソダシは7月のデビュー戦で勝利、9月の札幌2歳ステークス(G3)で白毛馬として初めて芝重賞を制し、10月のアルテミスステークス(G3)で重賞2勝目を飾った。 サラブレッド毛色には8種類あって、日本中央競馬会(JRA)の競走馬約8800頭の内、赤褐色の鹿毛が最多の43%を占め、誕生時から白毛は最少の0.09%(8頭)に過ぎない。 1979年生まれのハクタイユー(牡)が白毛と認定されましたがレースは未勝利で、その後も中央競馬で勝てる馬は現れず、白毛は「走らない」と言われた。 そんな評価を覆したのがソダシにつながるシラユキヒメ(牝)の血統。1996年に突然変異で誕生したシラユキヒメは、ディープインパクトと同じサンデーサイレンスを父に持ち、レースは3着が最高だが、繁殖馬になると白毛の記録を更新する馬を次々と送り出した。 その中でもホワイトベッセル(牡)は2007年JRAで勝利。2008年にユキチャン(牝)がダートの関東オークスで重賞初制覇を飾った。同じく娘のブチコはJRAで4勝を挙げ、黒い斑点模様で人気になった。そのブチコの娘がソダシだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.14 10:03:00
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