昨日も快晴、気温も少し緩みましたので、桜ケ丘公園の見晴らしの丘で、おにぎりランチをしていましたら、可愛いい子犬が散歩していて近寄って来ました。
28cm前後の小型犬でスコットランド(イギリス)産のWest Highland White Terrierと言うブランド犬らしいのですが、少しも吠えませんので、聞いてみますと「この犬は繁殖犬として飼育され、吠えない様に声帯を切られているのです」とのことでした。
多数のブランド犬を育てるブリーダーは、煩く吠える繁殖犬は騒音防止の為に声帯を潰してしまうのだそうです。
子作りの役目を終えた繁殖犬は殺処分されるのですが、飼い主さんがその寸前に引き取ったとのことで、「その怯えは酷く、家に連れ帰っても少しの物音にも敏感で、殺処分されるのではないかと怯えていましたが、家に馴染んで来て漸く落ち着きました。次には外に連れ出しましたが散歩にもならず、馴染んだ家に帰ろうとするばかりでしたが、徐々に散歩の面白さに気づいて、その内に連れ出してくれとせがむ様になりました」
ブランド犬の可愛い子犬を揃えて、人気のペットショップが多いのですが、その裏側には何とも残酷な事実があるのだと初めて知りました。
それにもかかわらず、残酷な半生反省を背負っていた繁殖犬でも、優しい飼い主を会い、何とか晩年の幸せを掴んでいる様で、近寄って優しく頭を撫でてあげました!
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Last updated
2020.12.23 09:21:45
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