バーゼル室内オーケストラ(Kammerorchester Basel)は、スイス・バーゼルに本拠を置く室内オーケストラで、1984年にスイス音楽大学の卒業生らを中心に設立、1999年にクリストファー・ホグウッド(Christopher Hogwood)が首席客演指揮者となり、その後はジャルディーノ・アルモニコ(Il Giardino Armonico)の指揮者ジョバンニ・アントニーニ(Giovanni Antonini)引き継がれ、現在に至っている。
アントニーニは1965年生まれ、伊・ミラノ出身の指揮者/リコーダー奏者/フラウト・トラヴェルソ奏者。
ミラノの音楽学校とジュネーヴの古楽学校へ進む。85年にルカ・ピアンカとともにイル・ジャルディーノ・アルモニコを設立し、同楽団の指揮者として活動。指揮者として世界各地のオーケストラへ客演を重ねながら、バーゼル室内管とザルツブルク・モーツァルテウム管首席客演指揮者も務める。
現在は、Haydn2032としてハイドン生誕300年を記念しての彼の交響曲全てを演奏録音するプロジェクトが、双方のオーケストラでアントニーニの指揮の下で進められていますが、その1曲をお聴きください!
Haydn Symphony No. 30 | Kammerorchester Basel | Giovanni Antonini (Haydn2032 live)
交響曲30番は「ハレルヤ」と題される、気軽に楽しめる小さな交響曲です。