今から約2年前の2019年4月に発生した大火災により、ノートルダム大聖堂は壊滅的な被害を受けました。
それまでは全て石造りの聖堂と思っていたので、屋根部分の多くが木造であったとは初めて知りましたことで、驚いてしまいました。
1983年10月に4年に亘る米国駐在を終えてのヨーロッパ家族旅行の最中、家内も未だ40才丁度で、帰国後に白髪増えて来ましたが、この時は髪も黒々としていて白髪も見えませんのも懐かしい!
ノートルダム大聖堂は13世紀に全体が完成した。最初の尖塔もこの頃に造られたものの損傷が激しく、18世紀末に撤去された。その後、建築家ウジェーヌ・ヴィオレ・ル・ドュクの設計で、ゴシック様式のまま19世紀中ごろに再建された。
フランスでは、現在も続くノートルダム大聖堂の再建の一環として多くのオークの木が伐採されており、フランス革命期には苗木に過ぎなかったこの高さ約20mのオークもその1 本で、今回伐採されたオークは、他の1000本のオークと共に、屋根の木製格子の再建や、火災の炎に包まれて倒壊した尖塔の新しい基礎に使用される。
オーク(Oak)は、ブナ科 コナラ属 落葉樹であるナラ(楢)の総称、昔の小中学校では樫(カシ)と教えられた覚えがありますが、樫はJapanese Oakと特定されていますので、どうも教育上の間違いと思われます。
ノートルダム大聖堂は2024年にパリオリンピックに先駆けて、一般公開を再開する予定とされています。