油絵を描かなくなってから、13年も経ちました。
母が亡くなった時は富士山を、義母が亡くなった時は五島の風景を描いて思い出記念としていたので、家内が亡くなった時にもSalzkammergutのHalstatt湖畔をバックに立つ姿をと思っていたのですが、そのまま12年経過となってしまいました。
ふと、壁に掛けてある油彩を観てみますと、過去のそんな思い出が描き込まれている感じもして来ます。
カナダのバンフ国立公園には、ビジネス出張の中で2回連れて行って貰いましたし、その素晴らしさを満喫して貰おうと、アメリカの駐在員としてヒューストン滞在中に家族旅行をすることにしたのです。
バンフ郊外で、湖畔に宿泊設備も展望施設も無い、自然溢れるボー湖と言う湖がありますが、その風景をペインティングナイフと絵筆で描いた2枚が残されています。
ペインティングナイフで描いた方が先ですが、荒々しい山岳の様子を上手く表現出来ている気もするのです。