五島から帰京して2週間が過ぎました。
一生懸命に空き家となっている家内実家の内外を世話を1ヶ月に亘って来たのですが、「去る者は日々に疎し」で言われる如く、確かに印象が段々と薄れている様に思われます。
PCの保存画像に、15年前に実家での家内の写真を見つけました。
お互いに齢を取り、髪を染めるのも止めて、ゆっくりと生活している様が出ていて、この1年後に難病を発症、2年後に亡くなるとは想像も出来ない様子です。
殆ど同じ位置から撮った今年の画像、変わった物はテレビがCRTから液晶TVに、磨り減った畳表を新しくしただけなのです。
此処に、夏の別荘と位置付けて、1ヶ月間強暮らしたのですが、やはり家内のいなくなった現実に「去る者は日々に疎し」の感は否めませんでした。