この曲は、元来膝で挟んで演奏するヴィオラダガンバ(Viola Da Gamba)とチェンバロ(Cembalo)の為のソナタなのですが、ヴィオラダガンバが廃れてしまったので、チェロを代替楽器として演奏することが多くなりました。
我が家に残っていますのは、下記のカセットテープで、1985年録音されたもので、アルゲリッチ女史の若々しさには、眼を見張ります。
BWV 1027 Sonata I (G Dur): Adagio
ヴィオラダガンバ(Viola Da Gamba)とチェンバロ(Cembalo)の為のソナタは、BWV1027~1029の3曲セットで作曲され、何れも伝統的な4楽章構成となっています。
BWV1027の出だしとなる第1楽章Adagioを、Jordi Savall とTon Koopman の演奏でお聴きください。·
Koopmanはバッハへの造詣が深く、何とも気品のある演奏と思えます。