女心と秋の空、とか秋の長雨、等と秋は不安定な天気の季節と言われていますが、安定した晴れが続いて、雨不足なのだと感じられます。
近頃は世界的な水不足が報じられていますし、多摩丘陵から多摩川を介して関東平野を眺めましても快晴の澄んだ眺望が楽しめますので、雨不足だと思い知ることになります。
世界で水不足が起こる代表的な2つの要因を紹介します。
1.人口増加
1970年37億人だった人口は、直近50年間で倍増し、2020年には78億人に達しましたし、2030年には85億人、2050年には97億人へと増えると予測されています。人口が増加、さらに、急激な経済発展により豊かな生活を送る人が増えていくことで、今後さらに水不足は深刻化することが懸念されています。
2.温暖化
温暖化による気候変動で、降水量が減るとされる地域もあります。また、干ばつを受ける地域が広がったり、大雨の頻度が増えて洪水リスクが増大したりすると予測されています。このとき、河川流量の時間的な変動も大きくなるので、水資源が不安定になる地域があると考えられています。
世界の広い地域で不足しており、今後もより深刻化していくことが指摘されています。日本でも温暖化により、いつ水不足に陥るかわかりません。普段から水を使うときは、こまめに水を止めたり、洗濯物はまとめて洗うなど節水を意識する習慣をつけましょう。