テーマ:気になる技術動向(1283)
カテゴリ:Opinion
国土面積が世界61位であるにかかわらず、領海・排他的経済水域(EEZ)の面積は世界第6位、そして海岸線の長さも世界第6位である。
そのEEZ内に石油や天然ガスと言った化石燃料やレアアース等の鉱物資源が確認されていますが、従来の採掘方法ではコストが高く商業ベースに乗らないのです。 しかしながら、陸地での資源埋蔵にも陰りが見え、近将来的には海底資源が技術革新を経て採掘されることになります。 近年、茨城沖の海底に巨大なガス田が存在し、原油が存在する可能性が高く、その海岸線には、約1650万年前に炭酸カルシウム凝結した堆積岩が広く分布、有機物中の炭素と海水中のカルシウムが結びついて形成されるが、炭素の由来が天然ガスとされ、その体積は少なくとも600万m3、天然ガス田で国内最大級の「関東天然ガス開発」(千葉県)の可採埋蔵量約1千億立方m3に匹敵する。 その他、鉱物資源だけでなく生物資源にも恵まれていて、将来は明るいものがあります。 領海と排他的経済水域(EEZ)を足した面積において、「日本の海」は世界6位の広さを誇る。しかも、日本海溝など深い海もあり、海水量体積で見ると世界4位の海洋大国である。そこには、化石燃料、レアメタル、ウランなどの鉱物資源、食料となる水産資源など、日本人が豊かに生きる糧が眠っているのだ。また、日本の海は世界一の種の宝庫でもある。世界中の海に生息する生物のうちの14.6パーセント、実に33,629種の生物が、日本の海で確認されている。これはどの海域よりも多く、日本の海の大いなる可能性を物語っているともいえよう。 中国の尖閣列島侵入事案も、海底油田獲得にあることは明白です。 中国の5倍海域で、その海域には国内消費量94年分のメタンハイドレート、海中ウラン、レアメタル等が埋蔵されていて、技術革新に依って商業的な採掘方法が可能になれば、資源大国になる日本の凄い未来が見込め、資源問題と食料危機が解決出来る可能性は大きいと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.26 09:33:07
コメント(0) | コメントを書く
[Opinion] カテゴリの最新記事
|
|