梅木の根元付近で僅か2輪ですがムスカリが咲き出しました。未だ梅は花の時期で、葉が繁茂していませんので、少し陽当たりが良いからかも知れません。
ムスカリとフリージアは、秋にプランターから球根を掘り出して、早春にプランターに植えることにしていたのですが、健全な球根が減ってしまいましたので、木の根元などに植え替えて放置することにしたのですが、その土が硬くなって、花が育つ環境とは言えなくなった様なのです。
フリージアは球根が大きくて生命力が旺盛なのか数をそれ程減らしてはいませんが、球根の小さなムスカリは年々その数を減らすこととなりました。
濃い青紫の花弁が葡萄の房の様に咲くムスカリの花、集団で沢山植えられていると見栄えがして美しいものですので残念な事態となりました。
この花は、1997年春にオランダのキューケンホーフ(Keukenhof)公園で初めてお目に掛かったのでした。
華麗なチューリップ畑に伍して、青い粒上の小さな花が密集して咲いている様子には存在感があったのです。
ムスカリ:
原産地は地中海沿岸とされ、あまり世話をしなくても3~4月頃咲き、強健で良く増える種類です。春に咲くヒヤシンスに少し似ていることから別名グレープヒアシンスとも呼ばれ、濃い青紫の他白い品種もあります。