テドロス氏は2017年、アフリカ・エチオピア出身としてWHO事務局長に就任し、ウイルスが拡大を始めた時期、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送り、武漢市や中国からの旅行流出を差し止めることはせずに奨励したことで一気に世界的なパンデミック流行を来たしました。
加えて、当初の中国当局の対応を称賛したことなどで「中国寄り」との批判を浴びたのは、多分エチオピアが中国から財政支援を受けて来たことへの、返礼の積りだったのだろう。
そんな中国擁護の言動を批判されて、米国との関係も悪化し、トランプ前政権が2020年7月、WHO脱退を通知した。後任のバイデン政権は、脱退手続きを撤回した。
中国武漢市でのウイルス調査を提唱したオーストラリアに対しては、石炭輸入禁止と言う制裁処置を講じたのですから、テドロス氏への圧力も相当なものがあったのでしょうが、それに屈してしまったのが、WHO事務局長テドロス氏だったのです。
その後の新型コロナ対策では、流行当初とは異なって、国際調査に協力をしなかった中国を批判し、ワクチンを囲い込む先進諸国に対して途上国との格差解消を強く求め、最近では、ロシアのウクライナ侵攻で医療施設などへの攻撃が行われていることを非難し、平和の重要性を繰り返し訴えていて、当初の間違った指示や発言を撤回はしたのですが・・
しかし、中国を擁護した当初の言動、中国からの感染者を特定しない海外流出を奨励したことでのパンデミック流行にしてしまったことは犯罪幇助に近く、此処は後任に地位を譲って引責辞任するのが妥当だと考えています。
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Last updated
2023.05.07 10:15:40
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