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1960年から2年間、駒場キャンパスの教養学部に通うに際して、通常は井の頭線「東大前」(現在は駒場東大前駅)から正門では無く、生垣に設けられたコンクリート製の矢内原門を経て入るのでしたが、時折は裏門の富ヶ谷門を経て入ることがありました。
阿佐ヶ谷発渋谷駅の長距離バスが運営されていて、途中我が家のある栄町(現在は弥生町)を通りましたので、途中代々木八幡で下車して富ヶ谷大通りを南下して行けば、富ヶ谷門に至ったのです。 ![]() その頃から、宮司の娘である平岩弓枝女史は、人情溢れる大衆小説を生む作家と知られていたので、此処が彼女の生家と思いつつ通り過ぎたものでした。 彼女の経歴がネット上で紹介されていましたので、転載致します。 代々木にある代々木八幡宮の宮司の一人娘として生まれた。太平洋戦争末期の1945年、福井県に疎開し、福井高等女学校(現在の福井県立藤島高等学校)に通っていた。 戦後、東京に戻り日本女子大附属高校に通い、そこで友人らと演劇部を結成し、同期には河内桃子などがいた。1955年に日本女子大国文科を卒業した平岩は戸川幸夫に師事、その後長谷川伸主宰の新鷹会に入会。同門の先輩の伊東昌輝と結婚、伊東は平岩家の婿養子となって代々木八幡宮の宮司を務める。娘の平岩小枝は代々木八幡宮の禰宜を務める。 1959年、『鏨師』が第41回直木賞を受賞。1974年には『御宿かわせみ』を発表し、その後も同シリーズの作品を次々と発表して30年以上にわたるベストセラーシリーズとした。 それと平行してTBS系TVドラマ『ありがとう』シリーズ、『肝っ玉かあさん』シリーズ、TBS系東芝日曜劇場『女と味噌汁』シリーズ、『下町の女』シリーズやNHK大河ドラマ『新・平家物語』等、TVドラマの代表作や演劇の脚本を書くかたわら、小説も発表している。 2023年6月9日午前4時、間質性肺炎のため東京都内の病院で死去、91才没。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.14 22:55:05
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