今日は、白寿で天に召された元上司の葬儀ミサが初台教会で行われましたので、参列させて頂きました。
福音書を引用した葬儀ミサが営まれつつ、参列者で讃美歌を斉唱して、その後棺の前に献花して終わると思っていたのですが、そうはなりません。
葬儀式壇上には、豪華な花輪や花束が添えられていましたので、棺を開けて綺麗に遺体を埋め尽くす必要があったのです。
そんなに沢山の花が必要なのか分かりませんが、結局は葬儀社仕切りで用意されますので、それらは高額な供え物となってしまい、必然的に葬儀費用は膨れ上がってしまいます。
14年前の家内の葬式では、結局葬儀費用は200万円を超え、納骨法要に50万円を要したことを思い出しました。
多分今回の元上司の葬儀費用も、14年間のインフレ率を考慮しますと、少なくとも300万円を要しているのだろうと思われます。
非正規社員が多く、普段の生活費にも余裕は無いと思われますので、そんな高額な葬儀費用は捻出出来ず、「貧乏人は死に切れない!」と言うことになります。
近頃、終活保険100万円が月額数百円で売りだれていますので、責めて葬儀費用は100万円以下にして欲しいものです!
私の場合は、65才生命保険満期の際、追加納金無しに100万円を死亡時に受け取る様にして置きましたので、質実な家族葬儀扱いにして頂きますと、次の世代は負担は無いと判断しています。